フリースクールについて思うこと

最近、フリースクールに関するご相談をいただきます。その多くは公的な財政支援です。

公金支出となれば設置基準が必要ですが、そもそも自由な教育を目指すスタイルに基準がなじむのかというものがあります。自由な経営を求めつつ公的補助に頼ってしまうのでは本来の姿が失われかねません。

現実として不登校のお子さんにとって居場所や教育の場となっていることやいくつかの自治体で公的支援が始まっていることは考えていかなくてはいけません。

本来は国において根本的な議論を進めていただきたいところですが、個人的には認可外保育園の通園児補助制度のように、①家庭に支援する、②許可条件ではないが、一定の目指すべき指針を設けて、可否を公開する。といった形があるかと思います。

また校内フリースクールといった形で既に実践を始めている自治体もあります。

フリースクールの定義がなくそれぞれが思い描く姿が異なるからこそ、議論を重ねていくことが大切です。何よりも子ども達のために何が必要なのかという子どもの視点に立った検討が重要です。私もまだまだ不勉強ですので、様々な方々からご意見を聞いて参ります。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」