皆様こんにちは。私事ですが2人の子供たちも、5歳と3歳になり、なかなかやんちゃになってきました。親として我が子が可愛いのは当然ですが、公職として想うには船橋のすべての子供たちは親御さんの宝であると同時にまち全体の宝であり、将来の担い手です。船橋の持続的な発展のために、今、未来への積極的な投資が求められています。
船橋の待機児童数はどんな状況ですか?
待機児童への対応は全国的な流れもありますが、船橋でもここ数年強化をしてきました。現在、保育所の定員数は公私立合わせて8,613人になりました。さらに今後既に予定されているもので、400人ぶんの保育園ができるものです。しかし、それでも現在、2月1日時点で船橋市の待機児童数は1,813人、昨年より残念ながら増加傾向です。平成27年度予算でも保育園を大幅に増やそうということで、約1,000人ぶん定員を増やす方向ですが、待機児童ゼロに向けての道のりは遠い状況です。
ただ保育園というハードを増やしても、そこで働く保育士さんが集まらなければ、フル稼働はできません。そこで船橋市では保育士養成施設で勉強する保育士さん達の卵を応援しようということで、一定の条件のもとで修学資金の援助を行う方針です。
※小学生より小さな子供たちは減り始めている。一方で共働き家庭は増加し保育需要は増えている。
保育園が必要なのは分かりますが、市全体でそんなに影響があるのでしょうか?
親御さんや子供達への福祉という点も大事ですがまた違った見方もあると思います。まず第1点は県内ワーストクラスの待機児童数ということは船橋の都市イメージとしてはどうなのでしょうか。船橋の主な税収は個人住民税です。現役世代である子育て世代にとって魅力的でないまちでは税収という点からもマイナスです。
また、昨今地域の経営者の方々からもこんなご相談がありました。優秀な社員さんが育休明けで4月から職場に戻ってくると思ったら保育園がいっぱいで難しい。経営にも支障が出ているとのことです。働きながら子供たちを育てられる環境づくりを今進めていかなければ、船橋のまちに大きな禍根を残すことになるのではないでしょうか。
もちろん、市として取組みを加速しているとは思います。しかし、他の公共用地や施設を複合化・多目的化して保育園を整備する、建替え時の一次的な建物であるプレハブの保育園を臨時の保育園として活用する(通常は1年以内に取り壊し)、子育て経験者をもっともっと保育ママ、地域の保育に関わっていただくしかけをしていくこと。などやれることはもっともっとたくさんあります。
部局を越えて、市役所の枠を越えて市民を巻き込みながら、子育てのし易いまちをつくっていくことが、まちの持続的な発展にもつながるのではないでしょうか。
高根公団事務所に是非お立ち寄りください!3月14日正式オープン!開所時間は毎日10~16時です。
この度、高根公団駅のそばに高根公団事務所をオープンすることになりました。誰もが大切な人と安心して共に暮らせるまちを創ろう、福祉・社会保障を地域から変えていこうということで、今年も頑張って参ります。より良い船橋、より良い政治のために是非、お気軽に事務所に足をお運びください。本人、スタッフ一同お待ちしています。
つまがり事務所リレー日記
男性シニアサポーター
みなさんは「政治工学」という言葉をご承知ですか?それは昨今、金融市場で大いに注目を集めている金融工学と同様、実績、データや社会動向、心理学を科学的に分析し、その結果から取るべき最前の方法を導き出す技術です。政治的に言えば、その結果から自己の優位性を高め、世論を操りつつ、ライバルの弱点を突くことで好結果を得ることです。そして、この技術を駆使しようとする動きが顕著になりつつあるのも事実でしょう。しかし、私はこの動きに懸念を感じざるを得ません。傾向分析を重視するあまり、そのデータに迎合してしまうからです。数字やデータに躍らされることなく、政治はもっと純粋でなければならないと思います。地域のこと真剣に思い、虚心坦懐に住民の意見を聞き、自分がすべきことを決めていく、これが本来の姿です。そして、積極的にミニ集会、街頭活動を行い、常に市民との対話を絶やさない彼がこの本来の姿を守ってくれていると私は確信しています。船橋の将来の為にも、津曲さんの頑張りを応援したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。FAXやメールなどで是非ご感想をお寄せください。
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