船橋一直線!88号 2019 年度つまがり市政アンケートの概要 (2020年秋発行)

113 件の回答をいただきありがとうございました。

2019 年度のつまがり市政アンケートへのご協力ありがとうございました。

2020年1~3月にアンケートを実施したものの、コロナ禍で集計、分析作業が遅れてしまい申し訳ありません。結果の概要とつまがりの考察をまとめました。

市政で力をいれるべきもの【アンケート結果と分析】

「市政で力を入れるべきもの」の1位は、昨年については道路でしたが、子育て支援 (昨年度4位)になっています。船橋は人口 が引っ越しによって増えていますが、千葉県 全体では人口減少局面に入っています。次世代育成の重要性が年齢を問わず認識されてきている傾向が見られます。

「回答の年齢層」は昨年と大きな変化はあ りませんでした。一方で回答の手段は紙や FAXからSNSなどのWEBを通じたものが7割 を超えており、60、70代などベテラン世代でもWEBからの回答があります。WEBと紙の回答のハイブリットということが今後も進むものと推察されます。

行財政改革【アンケート結果と分析】

「行財政改革」は必要という意見が4割となっていますがよく知らないというものが5割を越えており、その中身が浸透していないことが伺えます。またこの結果は緊急事態宣言以前の内容です。コロナ禍に伴い行財政 改革も含めて市政の優先順位をどうしていくべきか、再検討が必要です。

コロナ禍でのオンライン授業の実施や市民の寄附プロジェクト

7月に2つの小学校が約1週間の臨時休校となりました。在籍児童のコロナ陽性が確認され、消毒作業やクラスメイトのPCR 検査実施のためです。その後、校内での感染拡大はなく学校再開となり、落ち着きを取り戻しています。

臨時休校中、学びを止めないということで、 市内で初のオンライン授業が行われました。子 供達や先生の負担も少なく非常にスムーズに実施されました。日頃、発言の少ない子がオンラインでは積極的に質問するなど、嬉しい驚きもあったと聞きます。

また臨時休校した小学校を勇気づけようと 民間独自の学校応援プロジェクトが立ち上がりました。NPO法人情報ステーション、船橋 パパ会、船橋人物図鑑といった有志の皆さんが、寄附金を募り、非接触検温器や大型扇風機など1校あたり15万円相当の物品を寄附する動きがありました。頭の下がる想いです。

コロナ禍でどこも大変ですが、ピンチを変革につなげる、困った時はお互い様といった気持ちも忘れずにいたいものです。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」