金杉台中学校に関する地域説明会@金杉台中体育館

地域の方から手書きのお手紙をいただき、3回目となる地域説明会を初めて傍聴してきました。9時半からでストーブも焚いてありましたが冬の体育館は寒いですね。

前回、前々回の参加者数はわかりませんが、寒さのせいなのか20人ほどの参加者で空席が正直空席が目立ちました。毎回これくらいの規模のようです。保護者アンケート結果に関する説明があり、その後1時間ほど質疑となりました。

1、意見交換の中で出た主な意見

  • 御滝中ではいじめが多いという事が噂されているが不安が払拭されない。
  • 市内全体の学区変更を考えていくべきではないか。人口が増えたからといった塚田第二小をつくり、人口が減ったからといってつぶす。そういったことを今後も船橋は繰り返してしまうのではないか。
  • 小学校5、6年生の子供を持つ親の身として。話し合いの結論はいつ出るのか。
  • 金杉台中に通っている際に統合されてしまうと、いじめやからかいの対象となるのではないか。それとも統廃合が決まった時点で入学をストップさせるのか。
  • 旧高根台第一小や旭高校の統廃合はあったが中学の事例はあるのか。
  • 小学校6年生の親であるが、金杉台中の良さと御滝中の良さはそれぞれ。それぞれうまく分けて残して欲しい。
  • 小学校低学年を持つ親であるが、アンケートも届いていない。金杉台中に通わせるつもりで家も買ったのだが、なぜ私たちのところに届いていないのか。
  • 町会長。統廃合する場合は体操服の支給は市の補助で面倒を見るべき。跡地利用をどうするのかということを早く示して欲しい。
  • 町会長。制服・体操服が変わる場合には市として手当てをして欲しい。小規模校の良さもあるが高校にいった時のカルチャーショックもある。メリット・デメリット両方考えて欲しい。低学年の子供を持つ世帯もアンケートの対象とするべきである。
  • 今子供を育てている親の気持ち、子供の気持ちを一番に考えて欲しい。今日ここに来られない人の思いを預かって来ている人もいる。統廃合オンリーという雰囲気で進んでいるのに疑念。

2、最も当事者である保護者の声をもっと聞きたい

正直、こういう会でありがちですが、1人の人が質疑でマイクを持ち続けてしまってしまい、皆の時間である、参加者と共有するという意識があるのか疑問を感じました。最後のほうでは当事者世代の親御さんたちの手が上がりましたがここをしっかりと聞くべきです。

教育委員会側も部課長をはじめ幹部が勢ぞろいし、この問題にかける意気込みは感じました。
一方で議会答弁ではないのでもう少し柔らかさやファシリテーション技術を使い、参加者の不満や気持ちに寄り添う姿勢が必要だと思います。

それからまだ参加者の気持ちや不満の吐き出しが充分で無いと感じました。体育館ではなく、特別教室や図書室などもう少し車座・時間無制限の形で対話・言葉のキャッチボールをしたほうが良いのではないかと思います。

そして御滝中出身者の私としては残念な思いもあるのですが御滝中に対する不安の意見が結構ありました。御滝中は荒れた時代もあり、私も御滝中出身というと「悪かったでしょ」と冗談半分で言われることがありますが、なかなか波があるようにも思えます。

いずれにしても先が見えないのが最も良くないので、きちんと道筋を示していく時期に来ているように思えます。

ご意見をお寄せください
つまがり俊明の政策・実績はこちら

この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」