万引防止対策【週刊つまがり動画配信 #140】

 先日、小売関係者から万引の現状についてお話を聞く機会がありました。

日本国内の推定被害総額は4,615億円、一日あたり12.6億円とも言われています。ある商店のお話しではお店の一日の売り上げの1割を越える被害額に及ぶこともあるとのことでした。万引の認知件数、検挙件数は減少傾向にあるものの、エコバックの普及、人員不足、セルフレジの導入などに伴い、新たな形での万引が増えているとのことです。また実はお客だけでなく店員のケースも少なくないと言います。


 お店への経営的な打撃だけでなく、お店で働く人の精神的負担にもなり、万引され易い商品は置かないなど、様々な悪影響があります。万引は窃盗ですから犯罪行為なのですが社会的認知は低く、実際10回万引で捕まっても刑務所に入らないような運用にもなっています。

未成年者の万引犯は減少傾向にありますが、引き続き学校や家庭と連携した啓発活動が必要です。また実は高齢者の万引犯の割合が高くなってきており、繰り返される傾向があるとされています。万引依存症というものもあり、罰則よりも治療したほうがよい加害者もいます。また認知症などの行動障害により、レジを通し忘れてしまうというものあります。

犯罪対策は一義的には県警の役割ではありますが、新宿区では区をあげて啓発活動を行なったり、新潟県見附市では地域包括支援センターで認知症の方の早期発見など高齢者支援の観点で市区町村独自の取り組みを行っているところもあります。船橋の現状を確認し政策提言をしていきます。

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