市独自の検査体制の強化と放課後ルーム(学童)の臨時体制について

短時間集中の健康福祉委員会となりました

3月2日10時~11時過ぎまで健康福祉委員会が開会され私も臨時の委員として参加し、次のことが明らかになりました。

1.新型コロナウイルス感染症患者の発生について

次の内容についてあらためて報告があった→
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/kansenshou/001/p076945.html

 現時点での濃厚接触者数について確認しているところであるとのことでした。

2.PCR検査に関する市独自の対応

新型コロナウイルスのPCR検査について、職員に機器操作の研修を実施、国からプライマー等の試薬を確保できたため、市医師会との連携のもとで実施する。これまでは、県の衛生研究所、国の衛生研究所で実施していたが、中核市では体制が整っていなかった。市は検査機器を持っておりこれを活用する。

検査の状況については2月28日までは陽性であれば発信していたが、積極的な情報公開が必要と考え、検査件数と陽性か陰性かの件数まで明らかにすることとした。(現時点で検査件数22件、いずれも陰性)

3.患者発生に関する市の情報公開

3月1日(日)

  • 15時25分 千葉県衛生研究所から陽性と判明との連絡
  • 18時 市内医療機関に入院
  • 19時 船橋市長が記者会見
  • 20時半過ぎ 船橋市officialホームページに記者会見の内容を公表

4.放課後ルーム(学童)の対応

 委員会では次のような答弁、意見があった。

  • 放課後ルーム新たな申請は411件。
  • ルームの申請要件は就労、就学(週3日以上の勤務と長期休暇中と同じ扱い)、出産、病気や家族介護
  • 子供達が過密にならないように学校単位で検証したい。必要に応じて放課後子供教室だけでなく特別教室など空き教室も活用する方針。
  • 今日のような雨の日は体育館も活用していくべき
  • 検温をお願いしていく
  • アルコール消毒液などの不足しがちな備品を確認し、必要に応じて市が支援
  • ルームで出た感染者が出た場合は閉鎖。その場合の閉館している児童ホームなどの場所で対応。
  • 学校教員、学生、放課後子供教室の担当などが必要に応じて関わり職員不足に対応する。一方でそもそも177名の支援員が不足しており現場の状況をきめ細やかに把握して欲しい。
  • 特別支援学校の子供達が心配。放課後ディサービスは通常14~18時。49のうち40事業所は日中も受け入れるとしており、3事業所は放課後のみ。
  • 国の市に対する財政的支援について依頼
私の子供が学校からいただいていた検温のカード、今朝から活用しており助かります
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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」