つまがりと新年トークの様子~市政意見交換会~

去年に引き続き1月に行いました意見交換会。約20名の方にご参加いただき双方向の熱のこもったやりとりがある会となりました。皆さんた大変熱心で予定時間を30分越えて2時間のやり取りとなりました。

各自の自己紹介から会は始まりました

会は参加者の方の簡単な自己紹介と市政に一言から始まりました。キーワードだけ挙げても大変多岐に渡りました。

  • 災害
  • 起業家の活動の場づくり
  • こども食堂
  • 外国人
  • 道路
  • 介護
  • コミニティ
  • 市街化調整区域
  • 税の使い方
  • 広報のあり方
  • 税収増/財政
  • まちの魅力/ビジョン
  • 下水道
  • 高齢化
  • 障がい
  • 温暖化/環境
  • 政治不信
  • 不登校

1.つまがりから近況報告

行財政改革、一般職特別職公務員の報酬改定、広聴の必要性をはじめ12月議会での出来事を中心にお話しをしました。
そして私として行財政改革は必要だと思うが私の独自アンケートの途中集計結果によれば市民の皆さんと市の考え方では2つのズレがあることが明らかになり、このズレを埋める手立てが必要だとお話ししました。

  • 船橋の行財政改革をよく知らないと答えた人が7割にものぼっていること。
  • 行財政改革を必要と答えた25%の自由記述には職員削減など内部改革をイメージしている様子であること
良く知らない人が7割

2.市民の皆さんからの主な意見/質問

私もタジタジになるような鋭い質問も多くホワイトボードにメモを取り切れないものもありました。

  • 公共施設の料金値上げによって生み出された3億円はどのように使われるのか
  • 現在利用している福祉センターの利用や減免はどうなるのか
  • 職員報酬とはどのようなプロセスを経て決められるのか。手盛りではないか。
  • 民間企業でも早期退職勧奨が進む中で人事院勧告にはその事が反映されているのか
  • 行革も大事だがポジティブなビジョンが大切。船橋市がより魅力的な都市になり人が集まれば税収も上がる。
  • 昭和40、50年代に開発された地域は高齢化し商店も少なく衰えていく、市内の地域格差がある。
厳しい質問に私も冷や汗ですが正直に答えるがモットー  

3.つまがりの所感

公務員人件費のやり取りでは大変厳しい意見も多かったと思います。ですが若手の手取りは15万円程度で年功序列カーブとなっているという話をすると予想より少ないと驚きの声も聞こえました。

この部分についてはもっと知っていただくことが必要ですし、こういった人件費のことについても参加型や積極的な情報公開が必要だと思います。知らないところ決められていると捉えられるから行政不信・政治不信が増すのです。

また行財政改革については、船橋の行財政改革をよく知らないと答えた人が7割にものぼっています。つまりそもそも行財政改革を行っていることを知らない、その必要性や背景は知る由もないという状況です。このような状況で利用料金の値上げや補助金の縮減を行えば、市民感情は悪化するだけではないでしょうか。

そして行財政改革が必要という方は職員の削減などを自由コメントであげています。私は職員は削減するべきではないと思っています。非常勤職員を含めてもっと正規で安定した雇用の下でしっかりと市民のために働く人を増やすべきだと思います。

もっと市民に周知をしていくことと、もっと市民コミットをしていく形での行財政改革が必要です。中学校区毎のきめ細やかな行革説明会、事業評価のワークショップを行う、事業仕分けのようなものも良いと思います。

3人集まれば文殊の知恵といいますが今日集まった人のご意見の「集合知」のように多くの市民の声を集めていけば新しいアイデアも出る、偏りも是正されていくと考えます。だからこそ民主主義が大切です。

いずれにしても来年度予算案が2月に提案されます。この中では補助金縮減など具体的なものが見えてきますのでしっかりと注視し市民の皆さんに発信、意見を聴いていきたいと思います。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」