身近なインフラ補修(道路)について

皆様こんにちは。市民の皆様から道路渋滞や歩道のことについてご相談いただくことも多いのですが、身近な道路が傷んでいることにお気づきの方もいませんか?皆様からのご意見をお待ちしています。

船橋の道路のうち市の道路は?

総延長113km、総面積6km²となっています。これは、距離にすると船橋〜館山、船橋の総面積が86km²ですから市内面積の7%が市道ということになります。これ以外にも国道が22km、県道が45kmありますが、市道が圧倒的に多いことが伺えます。今回の議会では道路補修の問題が出てきました。

インフラの老朽化がニュースでも取り上げられています。道路もそういった状況があるのですか。

市道の舗装率は90%でその多くがアスファルト舗装です。原油を原料とするアスファルトと砂利などを混合したもので表面を覆っています。耐用年数は10年程度とも言われていますが、通行量が多いところや重いダンプが頻繁に通っているところでは、より傷みが早くなります。今回の議会ではそういった傷んだ道路の陥没によって、自動車の底面などが傷んだという事故について報告がありました。幸い人命には危険は及びませんでしたが、道路を新設するだけでなく、地味かもしれませんが、作った道路をしっかりとメンテナンスしていくことにもっと注力していかなければなりません。しかも大きな損傷をする前に予防的に対応していくことが大切です。

日頃のメンテナンスはどうなっていますか。

道路部の職員の方々が定期的にパトロールを行う、郵便局や道路関連企業に損傷箇所を発見した際に情報提供の協力を求めています。また、議会や市民の皆様からの通報も活かしてきました。しかし、道路部職員による定期的パトロールは人員削減によって必ずしも充分ではありません。道路の空洞化調査は終わっていますが、各道路について、重点地域を決めて、ローラー的に道路点検を行う必要があります。市の職員だけでは限界があります。やはりもっと民間事業者や市民など外部の力も活用するべきです。

生活に身近なことですから気になりますが、一市民として関われることはありますか。

道路にひび割れがある、陥没があるといった際には是非市役所道路安全推進室(047-436-2111)に情報提供をお願いします。

損傷の程度によって優先順位はありますが、道路行政に活かしていきます。船橋市では道路の維持・補修に7億円/年かかっています。適切な道路補修のためにも損傷箇所の早期発見、利用者である市民の皆様からの通報が大切です。千葉市では既に実証実験が行われていますが、市民が携帯電話で道路の写真を撮り、それを市役所に通報するといった市民の力をより活かす工夫も重要です。


つまがりに聞く!〜2年半の議員活動を振り返って〜

Q: 政治観や目指しているものは何ですか?

私は政治とは地域や社会の課題を解決する工具箱だと思います。したがって、政治というポジションにあっても私利私欲に走ったり、課題解決に向き合わないのでは政治家とは言えないのではないでしょうか。また政治というポジションにいなくても、課題解決に向き合う方はいます。広義の「政治家」であると思います。一方で政治は万能ではありませんし、使い方を間違えば地域や社会を傷つける凶器となり得るわけです。ですから、工具箱をしっかりと使いこなせる技術と正しい見識をもった「職人」になっていきたいです。

私は努力や挑戦が正当に報われるフェアで活力ある社会を目指したい。そして国際化や市場という諸刃の剣と上手に付き合うためにも、困難や病いや災害にあっても優しく受け止める地域社会を築いていきたいと思っています。何よりもそのような地域や社会、私たちのかけがえの無い故郷を子ども孫たちにしっかりと引き継いでいくことが私の使命だと思っています。

Q: 自分自身の長所や経験は生かされていますか?

民間企業ではマーケティングの仕事をし、ヒアリングの実践を重ねてきました。現在、市民の方々と日頃から、船橋に対するご意見など様々な話を聞く際に非常に活きていると思います。また、公務員の経験を通して、行政の中の仕組みや習慣を感じ取れますので、どこのボタンを押せば良いのか、ということがある程度感覚として分かります。それから内側から国や県の姿を見てきましたので、過剰な期待をしていないことでしょうか。今、世の中がフラット化し、ボトムアップの世界に転換していっています。地域の底力を上げていく実践を積み重ねることが、世の中全体の発展に繋がると見ています。

Q: どんなまちにしていきたいですか?どんな政治家になりたいですか?

この2年半、社会保障分野、特に介護と保育に力を入れてきました。世界都市である東京圏で活き活きと働き、活動する市民が船橋には多い。そして、そのベース、ホームである船橋が困難を受け止め、安心して家族を育める場であって欲しい。しかし、現状は首都圏でも有数の待機児童、特養待機待ちの課題を抱えている。これまで民間の力を活かす認証保育制度の創設や在宅環境の整備である地域包括ケアシステムの構築について警鐘を鳴らしてきました。次世代に引き継ぐという観点から、これからは学校をはじめとした公共建築物・インフラの老朽化対策にさらに力を入れていきたいと思います。自らの地力をあげていくことはもちろんですが、自分の人生や1人の力は有限です。政治を担う次の世代を育てられる、また市民の皆さんと一緒に成長し合えるような政治家になっていきたいと思います。


つまがり事務所リレー日記

若手サポーター

リレーが回ってまいりました。実は僕は二度目の登場。彼が議員になる前からの付き合いです。せっかくですし彼が議員になってからどう変わってしまったかを発表しちゃおうと思います(笑)

彼が一番変わったのは「言葉に重みが出た」です。はじめは議員になって駅頭に立つことが減ってしまい心配していたんですが、その時間もとにかく人と会って現場を見て勉強をしていることを知った時はビックリしました。見直して、この船橋市を一緒によくしていけるねと感じています。

本当に出会った時と変わらない真っ直ぐさで、票のためではなく船橋とそこに住む皆さんのために全力を尽くしている姿にいつも力をいただいています。そして一番変わらないのはお酒好き!!お酒を飲んで船橋の話をしている彼の姿はとても輝いています。誉めすぎたかな(笑)


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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」