西武デパートの跡地に文化ホール新築計画!総額140億円?

皆さんはどう感じますか?

西武デパートの底地は民間の土地です。高層マンションと商業施設建設の計画があり、その一角に市の文化ホールを移転新築する計画が急遽持ち上がってきました。新しいホールは素敵でしょう。駅前ですから利便性も高い、文化ホール自体もいずれは数10億の大規模修繕をしなければならないので、その前倒しにもなります。

施設イメージ(船橋市提出資料より)

一方で収容人数(1,000人)は今と変わらず、総額140億円かかります。初期費用は50億円、残りの90億円は20年、30年間かけて払っていく形です。市の財政事情は今後30億円以上の収支赤字が続き「引き続き深刻」な状況が、9月議会で明らかになっています。市内では1学年1クラスの小規模中学の統廃合の議論も出ています。

医療センターの建替え、児童相談所の建築、東葉高速線の新駅建設など大型事業も控えています。右肩上がりでは無いわけですから、政策の優先順位が必要です。それは市役所や私たち市議会だけでなく、市民の皆さんの意見と知恵を集めながら丁寧に合意形成をしていくべきことです。皆さんのご意見をお待ちしています。

11月船橋市議会説明資料:西武船橋店跡地の活用について


市民の投稿ひろば

中学2年生

私は今部活で自立を合言葉に改革を夏から進めています。今までチーム運営は保護者任せの状態でした。私たちの知らないところで、様々な事柄が決まり、イベントが決まり、勝手な規則がきまり、必要とされていない道具が購入されたり、何故自分たちのチームなのに自分たち以外のところで事がきまり、進められなくてはならないのか違和感でした。

私はこのような状態だからチームは自分で判断する力を奪われ試合にも勝てない弱いチームになっていると考えました。まずは保護者から自立し自分たちで考え判断できるようにチーム運営の改革に乗り出しました。チーム内ではすでに数名が同じ感覚を持っていたことがわかり、この考えをチーム全体で共有化しました。強くなりたいチームメイトに異議はありませんでした。しかし思いの外大きくのしかかってきたのは、保護者の抵抗と先生の保護者への忖度でした。

子供ながらにこのような大人たちに正直心が折れそうに何度もなりました。しかし抵抗している理由を聞くと、ただかわるのが怖いだけなんだということがだんだんわかってきたので、かわることでの利点をなるべく共有してもらうしかないと少しずつ進めていくことにし、そしてその改革の結果強いチームになったという結果をみせるしかないと思いました。

あれから、4か月経ちました。賛同してくれる保護者に励まされ、少しの共有を見出して反対する保護者は減ってきています。公式戦でも創業以来最高の成績をだし、ますます反対するより応援する保護者が増えています。

この学びを通して感じていることは、TVで見えてくる政治の世界もかわらないのかもしれないということです。与党だ野党だと意見を言えば反対反対・・・議員への忖度・・・大人たちのこのような姿勢はたぶん、私たちの時期にちゃんと学んできてない人が多いのかもしれない、コミュニティでなにかを進める、改革するために何が必要で、なんてことは教科書からは学べない、体験していくことで培われると今回特に私は感じました。ですから大人たちはもっと身近なコミュニティから体験をして人と共有できるなにかをみつける、共有できるように進める術を知っていくべきではないかと。そして私たちもまたその下の小学生でもこのような体験が将来とても大切ななにかに繋がるということを知るべきであり、そのような環境がなくてはいけないと考えました。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」