新たな市議会がスタート「広報と文教施策へ注力!」【船橋一直線!84号】

議会での近況について

船橋市議会議員選挙を終えて、早1か月が過ぎます。
6,976票、上位で当選させていただくという過分な評価をいただきました。気持ちを引き締めて日々臨んでいきたいと思います。
個人としては充分過ぎる結果でしたが、市議会では投票率が過去最低、県議会よりも低くなりました。
過去を振り返っても下げ止まらない状況です。

船橋市議会議員選挙の推移
船橋市議会議員選挙の推移

政治全体への「しらけ」もあるかと思いますが、やはり市政や市議会が市民生活とどうつながっているのか、見えない、何をやっているのか、わからないというのが大きいと思います。
私個人としての発信を強化していくことは勿論ですが、議会全体の発信の必要性を感じます。
経済の世界では、競争相手がある様々な業界においても「業界」全体の信頼を上げるための取組みがあります。

しかし政治においてはいささかそういった取組みが足りないと感じます。
この取組みの拠点となるのが市議会の広報委員会であると思います。
5/21、22そして5/30~7/3に議会が開催されています。この議会で広報のより活性化を図る議論を喚起したいと考え広報委員を希望しました。
また他会派の皆様からもご推薦いただき、広報委員長を拝命しました。市議会全体の広報の強化、信頼の向上を目指して委員会の議論の活性化を図って参りたいと思います。

就任した文教委員とは?

6年ほど前に2年間務めました文教委員会。
学校教育と図書館・公民館といった社会教育、いわゆる大人の学びの場を担当する委員会です。

特に私は船橋市における特別支援教育(障がいのある子ども達も学びやすい環境をつくっていくこと)の強化を求めてきました。
船橋市では市立特別支援学校を独自に設立し力を入れてきました。
しかし市内の小中学校における特別支援学級の設置割合は小学校54校のうち26校(48%)中学校27校のうち15校(56%)です。
全国的に見ても船橋市は設置校の割合が低い状況です。(下記グラフ参照)。

特別支援学級の設置割合(中核市)
船橋市と同規模である全国58中核市を緊急に調査し、57市から回答を得ました(1市は未回答)。

文教委員会では一委員としてしっかりと問題提起をしていく覚悟です。
特別支援教育は福祉分野との連携も重要になります。
引き続き大学の専門家の先生方からも知見をいただきながら取り組んでいきたいと思います。
また市民の皆様からのご意見もお待ちしております。

高根台第三小学校
私の地元高根台第三小学校では、3つの特別支援学級が設けられています。知的障がい、自閉・情緒の障がい、聴覚障がいです。障がいのある子も無い子も共に学び合う取組みが進められています。
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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」