抜本的な解決が望まれる待機児童

皆様こんにちは。だいぶ暖かくなってきました。さて、人口減少社会の中で船橋は今、待機児童のことが大きな課題となっています。皆様からのご意見をお待ちしています。

船橋の保育園待機児童問題はどうなんですか?

4月当初が最も待機児童が少ないわけですが、現在679名で前年度比52名増となっています。市では1年間で230人定員を増やしてきましたし、民間の力を活用して認証保育園も8か所創設しましたが、なかなか追いつかないのが現状です。地域的には総武線沿線など船橋市の南部地域が特に大変な状況となっています。

保育ママなど保育園を増やす以外の方法も必要ではないですか?

待機児童の9割は0、1、2歳の幼稚園就学前の年齢の子ども達です。ですので家庭的な保育をしようという事で保育ママ11人で32人の子どもを受け入れています。保育ママは受け入れられる人数が少ない事もあり、保育の質の面では特色がありますが、量的な解消にはつながりにくいものです。やはり、認証保育と保育園の増設が近道です。

一方で3歳あるいは小学校に行くまでは親が面倒を見るべきで、保育園を増やすのはいかがなものかという意見もありますが?

私も2人の子を持つ父親ですので、親でしかできない親愛の情や親子のつながりの大切さは分かります。ただ今は、日本経済が世界と競争する時代になり、高度成長期で安定的な雇用ができた時代と異なります。父親は働き、母親は家庭や地域の活動を行うというかたちが一般的とはいえなくなりました。子ども達が親と長く一緒にいることの大切さはよく分かります。では、長時間労働の状況はただちに変わるのでしょうか?何年間も職場を離れていて職場復帰ができるのでしょうか?生活ができるのでしょうか?理想は大切ですが、時代に応じて対応していかなければ、違うところで歪みが出るのではないでしょうか。

今、「小1の壁」と言われ、学童でも待機児童がいると聞きますが?

いくつかの学校で、希望しても放課後ルーム(学童)に行けない子ども達がいます。特に小学校1〜3年生の中でその数は79人(10校)です。

市ではこれまで原則全小学校内に放課後ルームを公設公営で運営し、平日は放課後〜19時まで、土日や長期休暇中は8〜19時まで子ども達を受け入れてきたわけです。しかし、残念ながら学童でも待機児童が出ています。小学校内で新たに学童施設を新築することはスペースの関係などで限界があります。したがって、今後は全児童への放課後対策ということで、学校などの既存施設を用いて、多様な遊びや学びができる方向性に力を入れることが大切です。


つまがり事務所リレー日記

妄想飲み仲間36才

仕事帰りに、地元船橋で、心置きなく、帰り時間や終電を気にしないで飲むのは、とっても楽しい。そして、それが、気の合う仲間と一緒なら、なおさらだ。そんな最高の仲間の一人が、つまがりさん。飲みの肴は、もっぱら「船橋から考えるの日本の未来」について。そして、いつもの乾杯は、妄想の始まりだ。こんな未来があったら、いいよね。そんな妄想を構想に変え、楽しい未来を創る。つまがりさん、頼んだぞ。そうやって、二人は、いつも深夜に解散する。つまがりさんとの出会いも非常に運命的ではあるけれど、少し長くなるから、また次の機会に。さあ、つまがりさん、また、妄想飲みしよう!


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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」