船橋一直線!85号 ~急ピッチで進む!「学校トイレの改修」~

急ピッチで進む!「学校トイレの改修」

まずは小学校22校、中学校4校

9月、市長から議会に補正予算が提案されました。学校トイレの改修に関するものです。
これまでも学校トイレについては、市民の皆さんから「トイレの異臭が教室まで来ている」「一生懸命洗ってもにおいが落ちず子供たちも使わない」「災害時の避難所になるところなのに洋式トイレが少ない」といった様々なご意見をいただいてきました。
今回、市では国の補助制度も積極的に活用して、令和3年度までにすべての学校トイレの改修を目指すという方針が示されました。

来年9月頃までに、小学校22校(三山東小、咲が丘小、金杉台小、夏見台小、豊富小、大穴小、薬円台南小、習志野台第一小・第二小、高郷小、三咲小、葛飾小、七林小、海神南小、二和小、若松小、八木が谷北小、高根台第三小、飯山満小、湊町小、法典小、坪井小)、中学校4校(芝山中、八木が谷中、大穴中、若松中)の改修工事を行う予定です。その後残りの学校についても、設計⇒工事を進めていくことになります。
これまで学校耐震化工事や外壁が剥がれ落ちないように補修工事を行うなど、子供たちの命に関わる補修工事を優先してきました。いよいよ学校トイレを急ピッチで改修工事を進めていくことは歓迎するべきことだと思います。今後の改修工事ではすべて洋式化するので、学校トイレ全体の洋式化率は85%になる見込みです。

※トイレ改修の一例:トイレの場所によっては便器数が 減少したり、トイレ自体が縮小・減少することも...

トイレ数は減少して大丈夫?

一方で部分的に学校トイレが縮小されるものがあります。閉鎖、便器数の減少、男女トイレの一方を無くすなどです。
理論値としては改修後も余裕がある状況にするとされていますが、学校現場や保護者から懸念の声も聞こえます。
限られた予算のなかやむを得ない側面もありますが、生徒数の増加などに対応して便器数を後からでも増やせるように工夫することや学校長のみならず現場の先生たちからもどの箇所のトイレを優先or廃止するべきかしっかりと意見を聞いて進めて欲しいです。
特に女子トイレについては文教委員会でも複数の議員からも懸念が表明されていましたので、しっかりと対応して欲しいところです。

8月21日、22日 小中高校生議会見学会は今年も盛況!

※夏休みの自由研究にする子も!是非来年も多くの方に来ていただけるように準備できたらと思います。

今年で11回目となる小中高校生議会見学会を市議会広報委員会として行いました。議会に関する簡単なレクチャー→議場や議長室や議会図書館などの見学→市議とのお話し会、意見交換会 といった流れです。

小学生91人、中学生17人、高校生15人の参加者となりました。
私が担当させていただいたグループでは、「水路にごみが捨てられている」「危険な自転車運転」「歩道が狭い」「ボール遊びができる公園」「西武デパートの跡地利用」など市議会でもリアルに議論されている意見が出てきて、大変驚かされました。
公民の授業を身近にするために議会が学校に出張講義をしてはどうかという提案までいただきました。むしろありがたいことです。
これからは発信だけでなく、広く意見を聞く広聴活動というものが、個人としても議会としても大切になっていくと感じます。

※子供達への説明とその反応はとても新鮮。私たちも勉強になりました。
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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」