過去最大の平成26年度予算案 1,900億円

皆様こんにちは。寒さも和らいできましたが、花粉がとぶ季節になってきました。春は恋しいですが私も含めて花粉症の方にはつらい季節ですね。今回は船橋の予算についてです。

予算の特徴は何ですか?

緩やかな景気回復や消費増税前の住宅の新築によって法人市民税や固定資産税が伸びています。(前年比+15.9億円)貯金である財政調整基金も概ね大きく取り崩さずに現状維持でいけそうです。事業としては新市長が掲げた公約に対して着実に予算付けをしたという印象を受けます。

新規事業はどうですか?市民生活への影響という視点で?

「インフラ整備」については、人にやさしい歩道づくり、「子供たちについて」は保育園増設、小中学校に心理職のスクールカウンセラーを配置、「高齢者福祉」については在宅医療・介護を見据えた地域包括ケア推進体制の確立、「まちの活性化」についてはプレミア商品券、地方卸売市場の開放化、音楽の推進。「防災対策」としては、学校校舎耐震化の促進、公共施設の防災備蓄を充実させていくなどが市民生活に身近な事業となっています。

増やすことだけではなく、行財政改革は進んでいるの?

そうですね。行財政改革、事業のスクラップについては職員給与の削減が若干見られる程度です。今回の予算ではそのあたりが課題でしょうか。国でも過去最大の大型予算となり多くの補助金が出ています。これは景気が上向いてきていることもありますが、消費増税により税収の伸びが予想されていることもあります。船橋市では地方消費税により前年比+12.3億円です。これはもちろん市民の皆さんの血税ですから、財政規律が緩むようなことがあれば、市民の皆さんも了解しないでしょう。第三者機関などによって全般的に事務事業のチェック・見直しを図ることも必要ではないでしょうか。

社会保障経費

※少子高齢化対策で社会保障経費である「民生費」と学校・公民館老朽化対策によって「教育費」が伸びています。


つまがり事務所リレー日記

学生インターン

大学1年生の春休みの真っただ中。まわりの友人たちは、帰省したり、旅行に行ったり、海外ボランティアに参加したりと、それぞれが思い思いに過ごしています。長期休暇期間は、自分のやりたいことが自由にできる貴重な時間でして、私は津曲議員のもとでインターンシップをすることにしました。津曲議員を希望した主な理由は、地域生活に密着した市議会議員であり、「郷土愛」を大事にされていて、それを政治のひとつの原動力にしていらっしゃるからです。今月で東日本大震災から3年が経ちます。私は岩手県の出身で、震災が起きた時も岩手にいました。直接我が家への被害はなかったものの、震災を機に変化したことは多々あり、肌で感じてきました。それ以来、郷土愛を意識するようになりました。将来的には何らかの形で地元に貢献できる人材になりたいと思っています。このインターンシップでの経験も、きっと自分の糧になってくるはずです。尽力します。


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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」