船橋一直線のつまがり俊明
皆さん、こんにちは。つまがり俊明です。船橋生まれ、船橋育ち、47才です。
20歳の時に政治を志し、いつかはふるさと船橋の市長になりたいと思い研鑽を積んできました。民間ベンチャー企業を皮切りに、総務省、松下政経塾では3年間の厳しい研修を経て、4期14年間市議会議員を務めてきました。船橋一直線、何よりも船橋のことにこだわって活動してきました。
船橋市長選挙の意義 ―「これまで」か「これから」か

6月22日に船橋市長選挙が行われます。「これまで」の延長線を選ぶのか、それとも「これから」の未来に向けて新たな道を切り拓くのか。その大きな分岐点となる選挙です。
今時代が変化をしています。市政も変化の時を迎えていると思います。市政の新たな方向性として、育てるまち・船橋を提案します。
未来を育てるまち
私が掲げる最も大きな政策の柱は、教育です。まず取り組みたいのが、学校給食の無償化です。そして、私
が長年訴えてきた、特別支援学級の全校設置。さらに、インフルエンザワクチンの公費助成も実現をさせていき
ます。現在、子どもが2回接種するには1万円もの費用がかかり、その負担は大きいものがあります。
今、教育現場は深刻な困難に直面しています。学校配当予算が物価上昇に追いつかず、現場の先生たちは日々困っています。予算の拡大とともに、保護者と先生の間のトラブルに対応する第三者機関の設置も進めてい
きます。

育てるのは子ども達だけではありません。福祉の分野でも変化が必要です。単なる「人材確保」ではなく、「人材育成」こそが重要です。現場の皆さんをもっと大事にする、現場の人材育成を後押しする、新たに資格を取ろうとする方がいればそれを後押しするなど、福祉の担い手を育てる支援を強化していきます。
育てる経済
教育・福祉の充実には、お金がかかります。地域経済の活性化が重要です。特に、創業・起業・スタートアッ
プの支援を強化したいと考えています。船橋にはかつて「商都」と呼ばれた歴史があります。今も65万人という
大きな人口を抱え、そのポンテンシャルは極めて高いものがあります。
市場の関連棟、百貨店の一角などのスペースを活用し、スタートアップの支援拠点をつくります。特に、女性や若者、リタイア世代の皆さんが起業できるよう、環境を整えたいと考えています。

さらに、インバウンド観光にも力を入れたい。今、外国人観光客の方々がたくさん日本に来ている。成田空港と東京の間に位置する船橋は、今〝通過点〟になってしまっていますが、本来は「寄ってもらえるまち」に変われるはずです。飲食や体験型観光、里山風景、江戸前の海を活かし、船橋の魅力を再発信していきます。
育てるまち船橋の実現とともに今の市政の現状を正して参ります。
人を大事にする政治
4期14年間、市議会議員を務めさせていただきました。「障がいのある子にも優しいまちは誰にとっても優
しいまちになる」という信念で活動してきました。しかし未だにその教育や福祉内容については充分とは言えな
い状況が続いています。これまで、障がいを持つお子さんや不登校の子どもたち、困難を抱える皆さんの声なき
声を聞いてきました。通学に1時間弱かかるお子さんもいる現実、特例校の未設置、遅れ続ける支援――今の市
政には不登校や障がいのあるお子さん達困難を抱える子ども達や市民の皆さんの姿が見えていない。この現状を
変えていきます。「障がい=福祉」という見方が未だに強いですが、障がいがあっても障がいがなくても誰であっても学びたいと思えば学べる、働きたいと思えば働ける環境をつくるのは政治の役割だと思います。
情報公開と対話の市政へ
市民にきちんと情報を出す開かれた市政に変えたい。象徴的なのが医療センターにまつわる問題です。市民の皆さんの命を救っている医療センターの建替えは長年の市政の課題であり、建て替えをはじめとした機能強化は重要です。建設費は700億円とも言われ、場合によっては1000億円に達するという見方もあります。市民一人ひとりが年間2000円、30
年間支払う負担になるかもしれません。しかし、この事実を知らない方が多く、市民が置き去りにされています。
市政の透明性を高め、市民と膝詰めで話し合う場を再び持ちたい。かつて行われていた「市政懇談会」の復活を提案します。市民の声を政策に反映させ、市役所の中だけで物事を決めるのではなく、現場重視の市政運営を目指します。
働き盛りの世代に選ばれるまちへ
船橋の子どもの数はこの10年で9000人減少し、30代・40代の働き盛りの世代は約3万人減りました。これにより、保育・医療・介護をはじめ、あらゆる分野で人手不足が起きています。
この傾向に歯止めをかけるには、働き盛りの世代に選ばれるまちづくりが不可欠です。今こそ教育や子育て支援に力を注がなければなりません。
誰にとっても優しい船橋へ
政治とは、「変えたい」という想いを形にする力です。次の一歩を皆さんと一緒に踏み出していきたい。停滞した今の市政を再起動、ギアチェンジしていきます。



