船橋で保育園を待っている子ども達は1577人

皆様こんにちは。寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか。私の家庭は共働きで毎朝4歳の息子と2歳の娘を保育園に送るのは私の役割です。今回は待機児童についてレポートします。

船橋の待機児童はどんな状況なのですか?

現在1月1日船橋市の待機児童数は1,577人、そのうち幼稚園就園前の0、1、2歳の子ども達が1,453人です。昨年より増えています。しかも船橋ではこれまで西部地域や総武線沿線が多かったのですが、全市的な広がりを見せています。待機児童数には国の基準の数字と自治体独自基準の数字があり、船橋市の基準には求職中の場合や1園のみ希望している場合にもカウントします。しかし、仮に国基準にならしても統計的にはだいたい650名くらいとなります。絶対的総量が足りないのが現状です。

なぜ増えているのですか?

よく言われるように女性の社会進出や都市部としての地縁・血縁が無い、保育用地の取得が困難など首都圏共通の要因もありますが、船橋では新たな宅地開発によって子育て世代が引っ越してきています。人口減少社会の中で幸いな事でもありますが、この動きに市の対策が追いついていないのが現状です。県内周辺市では市川と船橋がワースト1,2を争う不名誉な状況です。

横浜市や千葉市ではだいぶ力を入れていると聞きます?

大規模な認可保育園をつくるには2、3年、費用も億単位でお金も時間もかかります。しかも将来的には子どもの数は減っていくわけです。機動的な対応こそ必要であり、現在の待機児童の受け入れ先でもある認可外保育園の認証保育への移行や小規模保育所の整備や株式会社である民間保育園の参入を急ぐ必要があります。定員割れをしている幼稚園の協力を仰ぐ。そのために今市の組織は保育行政と幼稚園行政を所管する部署が分かれていますから、これを変える必要もあります。また、受け入れ先を整備しても認可保育園とそれ以外の認証保育や預かり保育では保護者負担に大きな差があります。そこを埋めていくことも必要です。大規模な開発事業者には開発負担金を求めたり、小規模保育所の整備を求めるなど、開発事業者との折衝も必要ではないでしょうか。これらは大きな改革になりますので反発もあると思います。しかし、何よりも「子ども達のため」、「社会全体の活力」のために、待機児童0に向けて、市も議会もすべての関係者が力と知恵を結集していくことが求められています。詳細については2月22日に行うミニ集会で皆さんと議論できたらと思います。


つまがり事務所リレー日記

学生インターン

お初にお目にかかります。私はただいま津曲議員のもとでインターンシップを行っている学生です。私はまちづくりや都市計画に興味があります。津曲議員のもとで様々な体験を行う中で、船橋の地域にお住いの方々ともお話をして、船橋のまちづくりにどのような意見をお持ちなのかを伺いたいと思っています。インターンシップを通して、大学では学ぶことのできない現場の姿を自分自身の目で見ていこうと考えております。さて、2月2日に津曲議員主催の新春の集いの運営のお手伝いを致しました。インターンシップの初日からたくさんの方々が集まる会場のお手伝いをしたので、常に気を張り詰めているような状態で、終了したときにはヘトヘトでした。これから2か月おそらく今まで経験したことのないようなことばかりになるのだと思います。自分を成長させつつ、インターンシップの目標を達成したいと思っています。


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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」