50人の船橋市議会定数をどう思いますか?

皆様こんにちは。1月早々より栃木、群馬、岡山、兵庫、香川、愛媛と市内外の視察が目白押しです。議会閉会中こそ市の課題を発見し新たな改善策を練る大事な時です。新年からフル稼働で動いていきます。さて、今日は議員定数についてレポートします。

議員定数削減など議会改革の議論が下火ではないですか?

生産性が高く成果が上がる議会を目指す改革は多様ですが、その一つに議員定数があります。12月市議会では、定数を50人から40人に削減する条例案が提案されましたが、賛成少数で否決となっています。今回私は削減に賛成しましたが、定数削減についてはより丁寧な議論が必要です。

市民は議員が多すぎると感じているのでは?

それは事実だと思います。国会議員と違って、TVを中心としたメディアに出ませんし、地域行事では見かけるけど、市民の皆さんから活動が見えない。

その一方で税や保険料は上がる、行政サービスやまちづくりも進歩しているのか感じづらい。高度成長期のような大きな成長のパイが配分される時代ではなく、市民の皆さんも大変厳しい中で生活をされている方も多い。政治や行政に対してますます厳しい眼になっています。その事を私も含めて議員はもっと自覚しなければいけませんし、自らの活動や成果をもっと市民の皆さんに訴える必要があります。そこが物足りないことが何よりも議員が多過ぎるということにつながっています。

議会ではどんな事が論点になったのですか?

削減を進める理由としては、経済情勢から見た行財政改革の必要性、市民からの強い要望ということが出ました。削減の主な反対意見として、議員を減らせば多様な市民の声が届きにくい、議員報酬や政務調査費を削減する代替案が良い、船橋は人口増加地域であることをどう考えるのか、議員を減らせば市役所へのチェック機能が弱まる恐れがあるといったことが出ました。どのような改革であっても、メリット・デメリットがあるのは事実ですので、そのあたりを比較考量する必要があります。

つまがりさんは議員定数について正直どう考えているのですか?

船橋の議員定数がどうあるべきか、まず議会の役割と市民との関係性から考えるべきです。まず議会がどれだけ活性化しているのかという視点、それから4月から消費増税が控えています。8%のうち1.7%は地方消費税ということで地方自治体の歳入になります。市井に負担を求めているわけですから、まず自ら襟を正していく意味で、まず一人でも削減をしていく方向こそ、市民の気持ちに寄り添うものです。詳細については1月25日に行うミニ集会で皆さんと議論できたらと思います。


つまがり事務所リレー日記

子育てママ

ふなっしーの人気爆発。我が子達が「ふなっしーの船橋市に住んでる!」と自慢げに話し、親戚の子達も「すごーい!いいな!」と盛り上がる一幕がお正月に何度も。船橋市で生まれ育った私は船橋市出身を自慢する機会はほぼ無く、たまにスポーツ好きの方には「市船の!」、馬や船好きの方には「競馬やバイクね」、コアな方には「ららぽーと、アンデルセン公園ね」と言われるくらい。今、子ども達が「船橋市」を自慢に思っていることはとてもうれしいです。船橋っていいところ、素敵なものがたくさん。ふなっしーにはこれからもがんばってもらいつつ、私も子ども達に船橋の良い所をたくさん伝えて、船橋生まれ、船橋育ちを自慢・誇りに思ってほしいです。


お読みいただきありがとうございました。FAXやメールなどで是非ご感想をお寄せください。

ご意見をお寄せください
つまがり俊明の政策・実績はこちら

この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」