台風19号への備えを

おはようございます。既に報道でご承知かと思いますが、皆さんにおかれても充分な備えをお願いします。防災士地方議員連盟役員の友人からもらった、具体的な備えをメールします。参考にしてください。

数日前までに実施しておくべき対策

【本日準備してください】

台風が来ることが確実になった時点で対策を開始すればいいと考えている人もいるかもしれません。
しかし、その時点ではすでに間に合わないことも多いです。

例えば「水や食料、乾電池など」生活物資の買い出し。日常的に備蓄しておくことが望ましいが、台風15号での経験もあり、今回は、災害の直前に買い占めに走る人が多いことが予測されます。

  1. 確実に台風が来るかどうか分からなくても、備蓄量に不安があるのであれば、数日前の時点で購入しておいたほうよいと思います。
  2. ガソリンなど車両燃料も同じで、台風の接近直前、あるいは被害が出た後では入手できなくなる可能性が大きいので準備が必要です。

台風が確実に来ることが分かったら

  1. あらゆる施設において、窓を守ることは台風対策の基本となる。台風15号の被害では、瓦や植木鉢が風で舞い、多くの施設の窓や壁を破壊した。割れた窓からは強風が入り込み屋根を吹き飛ばした事例もありました。
  2. 新しい住宅でも窓が被災することで屋根が吹き飛ばされた住宅があります。
  3. 風が強まる前にはシャッターや雨戸を締め、鍵もしておく。もしシャッターや雨戸がなければ、「養生テープで窓全体を補強する」(タテ、ヨコ、ナナメと、できるだけ窓全体がカバーできるように数本ずつ貼り付ける)。
  4. あるいは、「窓に段ボールや板を貼る」網戸は外してしまっておき、万が一、窓が割れた場合に備え、カーテンもしめておいてください。
  5. 台風の接近する時間帯が昼間だと、外の風景が気になるが、シャッターや雨戸は台風が通過するまでは開けるべきではない。
  6. 【停電】や【断水対策】も重要です。千葉県では大規模な停電で浄水場までもが被災し水道水が出なくなる地域があった。もちろん【マンション】では停電で水道が使えなくなる可能性が高いです。
  7. スマートフォンや蓄電池はフル充電をしておくコト。
  8. 常にお風呂に水を入れておく(台風が来る時間が分かれば、その日は台風接近の前に入浴を済ませ、お湯を張り替えておく)
  9. 炊飯器も台風が接近する前に焚いておくとよいです。
  10. 冷蔵庫は最も温度を低くしておく(停電したらしばらく開けないことで長期保存が可能になる)
  11. 洗濯も台風前に済ませておくなど。

その他、強風で飛んでいきそうなものがあれば、しまっておくことや、しっかり固定しておくことも重要です。

  1. 雨戸にガタツキやユルミがないようにする。
  2. アンテナやプロパンガスボンベをしっかり固定しておく。
  3. 物干し竿をしまう。
  4. 植木類をしまう、庭木に支柱を立てて補強する。
  5. 自転車を固定しておく。
  6. ゴミ箱や看板などもしまっておく。
  7. 外に洗濯機を置いている場合は、水を十分に張って重くした上でフタを閉じ、フタをテープで本体に留めておく。

これらは対策の一例ですが、台風による被害をイメージして、今のうちからできる対策をしておくことが大切です。

被害を受けてしまってから時間を巻き戻すことはできない。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」