先日、近所で徘徊している方を警察と救急に保護していただく出来事があり、その経験から感じたことを共有します。
早朝5時頃、モーニングセミナーへ向かう途中、道の真ん中を裸足で歩く方を見かけ、「おや?」と思いながら一度は車で通り過ぎました。しかし気になり戻ってみると、その方は薄着のままうずくまり、顔や足に怪我もある様子でした
50代ほどに見え、不安にさせないようゆっくり声をかけましたが、名前や住所を尋ねてもうまくコミュニケーションが取れませんでした。
「救急車を呼びましょうか」「車が通るので端に移りましょう」と声をかけても強く拒否され、無理に動かすと危険だと判断し、そっと110番通報しました。その後はお茶を進めたりしながら見守り、警察到着後に救急搬送となりました。状況説明まで含め、対応は15分ほどで完了しました。
高齢の方には見えず、認知症か精神疾患か私には判断できませんでしたが、調べてみると認知症の徘徊は深夜よりも早朝に多いという統計があります。
2023年の警察庁による「認知症等による行方不明者」は約2万人。2022年の厚労省調査では認知症の人は443万人、軽度認知障害まで含めると1,000万人に達し、高齢者の8人に1人です。2040年には約1,200万人となり、子どもの人口と同水準になるとも予測されています。
超高齢社会が進む中、このような場面は誰にでも起こり得ます。ためらわず、優しく声をかけ、安全確保を最優先にしつつ、警察や救急へ連絡することが大切だと感じました。


