船橋一直線!98号 災害には日頃の備えこそ大切(2022年初秋発行)

来年の9月1日で関東大震災から100年目の節目の年となります。
首都直下型地震はいつ起きてもおかしくないとも言われています。また2019年9月の房総半島台風では船橋市内をはじめ千葉県内では電線が損傷、大規模な停電が発生しました。

避難情報と避難所について

昨年から災害時に発令する警戒レベルが下図のように整理されています。

船橋市内でもレベル3にあたる「高齢者等避難」はしばしば発令されています。レベル3以上になれば直ちに避難できるように日頃から避難場所の確認が大切です。

レベル3では高齢者・障がい者・乳幼児などのいわゆる災害弱者の方々は速やかに避難

またコロナ禍の中で、自宅の安全が確認されていれば、「在宅避難」という選択もあります。避難所は地域住民が主体となって運営され、共同生活ですので避難された住民同士の助け合いと協力が不可欠になります。

道路行政においてはより強い姿勢を持って対応にあたっていただく必要性を議会で指摘しました。

房総半島台風時にブルーシート張り支援の災害ボランティアへ。備蓄の大切さを痛感しました。

福祉避難所とは

公民館などは福祉避難所になります。

最寄りの避難所だけでなく市内どこの避難所に避難しても良いのですが、災害弱者の方々で学校などの一般的な避難所で対応できない方々は、公民館などの福祉避難所で対応することとしています。

また各種社会福祉法人との連携・協力も進められています。

家庭内備蓄などの備えを

3日間ぶんの食料・飲料水の家庭内備蓄を。

避難所には食料・飲料水などの備蓄はありますが、各ご家庭での備蓄もお願いします。携帯電話のモバイルバッテリーや携帯トイレなどが役立ったとの声も聞きます。

災害用伝言ダイヤル171の活用をはじめ、家族同士で連絡を取り合える方法を確認しておくことも大切です。

船橋市視覚障害者協会と松戸徹市長との意見交換会を実現

8月に行った視覚障がいの方々と市長・市幹部との意見交換会の様子

歩きスマホや駅や踏切での危険性のことから点字ブロックの補修の話まで、具体的で丁寧なやり取りとなりました。関係者の皆様のご協力に感謝します。

今後も船橋市の障がい施策の発展のために具体的な動きを継続していきます。

9月23日(祝) オンライン市民研修会:自衛隊の役割って?

右:日下部晃志:防衛大学出身の元陸上自衛官であり、皆さんの素朴な疑問にお答えします!

災害救助活動での活躍だけでなく、昨今のウクライナ情勢などを受けて、自衛隊に関する研修会をして欲しいとの声をいただき、企画しました。

日時9月23日(祝) 15:30~16:30
講師日下部晃志(現:松下政経塾職員)
方法Zoomオンライン
申込方法こちらのフォームより申し込む
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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」