先日、千葉市営・稲毛海浜公園のリニューアルについてお話を伺う機会がありました。
私自身も20代の頃からこの公園にあるプールに行ったり、友人の結婚式でオーシャンビューの式場を訪れたりと、千葉市外からも多くの人が訪れる大変魅力的な場所だと感じています。
稲毛海浜公園は昭和52年の開園以来40年以上が経ち、施設の老朽化が進んでいました。さらに、人工海浜「いなげの浜」では潮の流れによる砂浜の浸食が深刻化し、年間4億円を超える維持費がかかっていたそうです。
そこで千葉市は、「海辺」という地域資源を活かしながら、より多くの人が訪れる公園にするため、民間の資金とノウハウを導入し、リニューアルと運営を官民連携で進めました。
単に流行のカフェを入れるのではなく、「100年後にも続く価値と文化を大切にする」という理念のもと、歴史ある人工海浜を活かした設計を採用。公園を「都市型ビーチ」「海辺のリゾート」「感性と体験を提供する場」として再定義しました。グランピングやバーベキュー場、ドッグランイベント、そして今後はホテルなども整備し、集客と収益の両立を図っています。その結果、財政面では20年間で約48億円の維持管理費削減効果が見込まれているとのことです。
単なる維持ではなく、普遍的な価値を創造しながら、魅力と経済性を兼ね備えた運営こそが、大きな公園の持続可能性を高める要であると感じました。


