美味しい船橋の学校給食。トップの決断で無償化実現へ

市長が決断しないと変わらないものがあります。その代表的なもののひとつが学校給食の無料化(無償化)です。
近隣の市川市や 印西市では新たな市長誕生をきっかけに学校給食費の無償化が既に実現をされています。
今、教育・子育て支援の関係で市民の皆さんが最も求めているのは「教育・子育て費用負担の軽減」です。私が毎年行っている独自の市政アンケ ートによれば約40%の方がこの分野で最も優先して欲しいことだと回答しています。
船橋市の学校給食費は小学生低学年と高学年、中学生とそれぞれ異なりますが、概ね月額で5,200〜7,700円、年間では62,000〜92,000円となっています。
つまがりが参加しているこども食堂のボランティア活動の際に「船橋市ではなぜできないんですか?」といった声を耳にして、いたたまれない気持ちになります。船橋で無償化をすれば、総額では26億円(小学校16億、中学校9億他)ほどがかかります。
まずは受験や進学前の準備でお金がかかる中学校3年生、小学校6年生から始めましょう。6億円ほどでできます。2026年度から小学生については国からの補助が出るということが言われていますので、他市に先んじて行っていくことで、 国の取り組みの背中を押していくことにもなります。また私立中に通うお子さんは市内中学生の約1割にもなっています。公立以外の私立・国立などに通うお子さん達にも無償化相当ぶんを支援するのがフェアです。
船橋の給食が美味しいことは私も小学生の時から感じてきたことです。
自校調理や中学校のAB2つの献立からの選択、小松菜やコノシロや梨など各校で地産地消の献立をつくるなど、たくさん良いところがあります。
美味しい給食の次は学校給食費の無償化です。これには市のトップの決断が必要不可欠です。何でも親の責任・親の負担として、子育てがリスクとなり子どもを生み育てることが難しくなっているのです。船橋市民の皆さんの幸せとともに、船橋から日本全体に良い影響を与えていきたいです。


「いまさら聞けない?」船橋交流会@三咲公民館を開催


トラブル、批判を避けたいというような大人の姿勢や寛容さを失った大人の態度が子ども達や子ども達の挑戦を後押しする人達を委縮させてはいないでしょうか。そして結果として子ども達の居場所が失われてはいないでしょうか。
私も含めて大人は皆かつて子どもでした。学校や公園をもっと子どもたちの視点で利用できるような環境づくりを市民の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
主な話題やご意見
- 子どもの数が減っている一方で、公園などの遊び場の確保が難しくなっている。
- ボール遊びや大きな声を出すことに対するクレームが増加し、公園や学校での活動が制限されがち。
- 学校施設の開放をもっと進めて欲しい。 小学校や中学校の校庭や体育館をより開放して制限を緩めて欲しい。
- 少年野球チームの減少や練習場所不足が課題。
- 地域のお祭りは子ども達の思い出になり、ある種の「同窓会場」にもなる。 大きくなってからも若い世代が里帰りする機会でもあり、何とか続けていきたい。
- 船橋市内には約40か所の子ども食堂があり、子どもだけでなくベテラン世代の居場所にもなっている。