【週刊つまがり動画配信 #170 】ボランティア活動の活性化へ

被災地ボランティアに伺い、あらためて日頃のボランティア活動の大切さを感じます。

1995年、阪神淡路大震災で多くの方がボランティアに応援に入り、ボランティア元年と言われてから、来年でちょうど30年になります。この事についてお伝えします。

私が大学生になったのはちょうど1996年でした。縁あって、大学近くにある障がいのある兄弟、ない姉妹が一緒にあそぶ、今でいう放課後デイで、ボランティア活動をさせていただき、大変良い経験をさせていただきました。以来、ボランティア活動には想い入れを持っています。

現在、青少年相談員でキャンプやかけっこ教室など子ども達と遊ぶもの、お祭りや防犯パトロールや防災訓練を行う地元町会の役員、福祉祭りや地域の課題を共有し解決していく地区社会福祉協議会、子どもを中心に多世代・多くの人の交流の場となっている子ども食堂などなど、多くのボランティア活動に参加させていただきます。

行政という公助ではなかなか堅苦しくてかゆいところに手が届かない、自己責任では今の世相ではなかなか厳しい、そういったところを埋めていく大切な存在が地域のボランティア活動だと思います。

ですが、様々な現場で、活動が今、曲がり角を迎えていると感じます。こういった活動を立ち上げてこられた草創期の方々が高齢化する一方で、今の現役世代に合わない運営が参加を難しくしていることも見受けられます。

ただ、誰かのために何かをやりたいというのは時代が変わっても変わらない人の心だと思います。ICTはツールでしかありませんが、より柔軟で多様性や流動性を前提とする形を目指すべきですし、そのためには各種団体は事務局機能というもので困っているところが多いです。ここをどう支えられるのか、また有償のボランティアという形ももっと取り入れる時期に来ていると思います。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」