船橋一直線!115号 急ぐべき交通安全対策

八街市で児童5人が死傷する事故が起きてから3年になります。対策が進んだはずですが、先日、松戸市の横断歩道で小学1年生のお子さんが下校途中に車にはねられて亡くなるという事故がありました。船橋市でも帰宅中の小学2年生が、横断歩道で車にはねられ、意識不明の重体となるという大きな事故がありました。また、私の周辺の方でも自転車運転中の高校生が車にはねられ入院、ベテラン世代の方の連れ合いが車にはねられ入院するという事が起きています。

2026年から生活道路では30キロ規制が導入されるとのことですが、ドライバーの皆様には速度の抑制と交通法規の徹底をお願いしたいと思います。特に歩行者優先の横断歩道を横断中に起きた事故は重大であり、スピードの規制や取締りの強化とともに、市内でも危険箇所をあらためて洗い出し、構造的・物理的に事故が起きにくい状況に変えていくことを求めていきます。

能登半島災害ボランティアへ

自家用車で高速道路を使い、金沢市まで片道7時間半、更にボランティアセンターのバスに乗換え2時間半で現地に着きました。私が入った地域では電気・ガス・水道といったインフラは復帰していますが、倒壊した家屋、泥をかぶったままの建物、崩れて木が倒れた山肌など、地震・大雨と1000年に1度の規模とのことで被害の爪痕は今も根深いものがあります。

私は輪島漆器の梱包工場に向かい泥かきの作業をしました。被災地で聞いたお話によれば、支援スタッフの自宅も被災しているが周りの家が終わるまでは後回しの状況、報道が少なくなると復興していると思われてしまい何より関心が無くなっていくのが怖い、能登に来る方がいる事で勇気づけられるといったことでした。能登半島被災地ボランティアについて詳しくはこちらから

先駆的な大分県の女性活躍認証制度

先週、市議会常任委員会の行政視察で大分県を訪問しました。大分県庁の独自の取組みとして企業への認証制度があります。これは女性の登用や働きやすい職場環境づくりに取り組み、一定の基準を満たした事業者を認証し、広く公表するものです。

認証されるには、

  1. 女性活躍推進のための独自の取組
  2. 女性の管理職比率、労働者比率が全国平均値以上
  3. 仕事と家庭の両立支援

といった3つの基準をすべて満たす必要があります。公共調達で加点評価を受けるなどインセンティブもあります。船橋市は障がい者雇用に先進的に取り組む事業者への表彰制度がありますが、これを参考に女性活躍分野でも表彰・認証制度を導入するべきです。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」