交通安全対策【週刊つまがり動画配信 #163 】

9月30日(月)まで秋の交通安全週間でした。一方で千葉県内では悲しい事故が続いています。9月には松戸市の横断歩道で小学1年生のお子さんが下校途中に車にはねられて亡くなるという事故がありました。また船橋市では8月に高根台第三小学校の放課後ルームから、帰宅中の小学2年生が、横断歩道を横断中に車にはねられ、意識不明の重体となるという大きな事故がありました。

NHKのニュースでも取り上げられ地域でも大変なショックを受けています。私のこどもついこの間まで登下校していたところです。私も関わりゾーン30を要請し、2017年から設定がされたエリア内で起きたことでもあり、忸怩たる思いがあります。こういう事があると子どもや学校が気をつけろという話になりがちです。それぞれが自衛として交通安全に気を付けておくことは大切なことです。

ですが、今回、歩行者優先の横断歩道を横断中に起きた事であり、車側に重大な責任があるのは明らかです。まず車側にこそ制約・規制を科すべきです。千葉県内は横断歩道前の一時停止率が全国平均よりも低く、一罰百戒の取締り強化の上で、横断時の手上げ運動など市民、県民あげての意識啓発運動を盛り上げていくことが急務です。八街での痛ましい事件を受けて市としても通学路の点検や対策を進めてきたはずでした。

ですが、今回の場所は下校指導の先生やスクールガードさんが立って見守る人によって安全が担保されているところでした。安全は最優先事項ですがどの世界も人手不足です。人で安全を担保しているところを全市的に洗い出し、歩道整備、横断歩道、一方通行やスピードの規制や取締りなど構造的・物理的に事故が起きにくい状況に変えていくことこそ大切です。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」