コロナ禍をはさんで、この夏久しぶりに大学生のインターン生を受け入れました。1期目から続けているインターン生の受け入れも既に30人を越えました。この事についてお話しします。
若い皆さんの低投票率や政治的な関心が薄れていると言われる中で、こういったインターンに来てくれる若者たちがいるのは大変頼もしいことです。飛び込みや人づてで来るケース、ドットJPという仲介団体を介するケース、私の出身の明治大学の教授から頼まれるケースなど様々です。インターン生は長期休暇中の短期が多いです。正直、インターンの受け入れも楽ではありません。しかし、私もかつて学生時代に衆議院議員の地元事務所でインターン生として約2か月間受け入れていただきました。そこで商店街を飛び込みでまわり政治への要望に関するアンケートを取るというフィールドワークをしました。その経験が今の市議という選択につながっています。
私の学生インターンの最終日、「大変お世話になりました。どうお返しすれば良いでしょうか」とお世話係りをしてくださった地元の秘書さんに聞いたところ、「つまがり君がそういう立場になったら、次は若い人たちの面倒を見てあげて欲しい。それが恩返しだ。」と言われ、いたく感激をしたものです。10年近くインターン生の受け入れを続けてきましたので、もうそろそろ恩返しはできたかなと思い、現在、定期的にインターン生は受け入れていませんが、今後も要望があれば随時受け入れていきたいと思っています。インターンを通じて政治の実態を多くの人に見てもらうことが、日本全体の政治を良くすることにもつながると思います。