当事者団体との意見交換【週刊つまがり動画配信 #159 】

この夏、船橋市視覚障害者協会と市長・市幹部との3回目となる意見交換会を設けさせていただきました。また、船橋市ことばを育てる会の皆さんとも同様の会を初めて設けさせていただきました。この会は言語障がい・聴覚障がいの支援教室・通級指導教室に通うお子さんの親御さんの会です。行政の皆さんも様々な支援・ご尽力をいただいていますが、その支援に血を通わせていくのがこういった当事者の方々と直接触れ合い・やり取りすることです。この事についてお話します。


行政は公平性や理屈というものが大切にされます。公金によって行われるものですから公益性も重要です。

ともすると、机上の理屈や杓子定規な運用に陥る可能性を常に秘めています。「事件は現場で起きている」なんて言葉がありましたが、当事者やその支援を行っている現場の方こそ制度の矛盾や社会の先端課題を知っています。だからこそ、当事者と1対1ではなく、多くの方と話し合うことで、公論となり多角的に見えてくるものもあります。

また、視覚障害者協会では会長から「私たちも求めるだけでなく、できる事を一緒にやっていきたい」というお話があり、会場も盛り上がり、大変前向きな和やかな会となりました。ことばを育てる会では親御さんが感極まる場面や同席したお子さんが挨拶することで障がいのあるお子さんと間近に接する機会となりました。行政はシステムですがが、それを動かす公務員の方も人間です。心が動けば、それにまつわる仕事にもより力や知恵が湧いてきます。

常に現地現場に足を運び当事者の方にお話を聞き悩みに寄り添い、行政とつなげて、政策提言や改善策を一緒に考えていく。そういったことこそ政治の役割であり、醍醐味であると思います。障がい分野に限らず、当事者団体との意見交換の場を今後もつくっていきたいです。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」