新しくなっていく船橋競馬場【週刊つまがり動画配信 #154 】

昭和25年に開設された船橋競馬場は千葉県・船橋市・習志野市によって事業が運営されてきました。家族連れや高齢者の方も気軽に足を運びやすいユニバーサルデザインの施設にし、飲食店も多彩な親しみやすいものになりました。先日、この新スタンドに足を運びました。今回はこの事についてお話しします。


船橋の競馬場というとGⅠレース有馬記念が行われる中山競馬場を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、こちらはJRA、中央競馬会、事実上国が運営するものになります。これに対して全国には地方自治体が運営する競馬場が15か所あり、そのひとつが、ららぽーと近くにある船橋競馬場です。

船橋競馬場はバブル期には船橋市に年間1億円ほどの収益金を入れてくれましたが、バブル崩壊後低迷し、平成4年から27年までの約20年間各自治体にお金を入れる余裕もなくなり、存在意義を問われる厳しい状況が続いてきました。こうした中で経営改革やイメージアップ、コロナ禍でのネット投票の普及(実に9割)により、売上げが回復し、令和2年に約25年ぶりに年間1億円を越える収益金を船橋市に納付。令和5年には2.4億円の収益金を入れるなど好調な経営が続いています。また競馬場内には騎手・調教師・厩務員・警備・エリアスタッフをはじめ300名を越える人が働いています。一方で嫌厭されるイメージがあるのも事実であり、一般の方も足を運び易い雰囲気づくりやファンの裾野を広げることが課題となってきました。今回私も久しぶりに場内に足を運びましたが、新スタンドはとても明るい雰囲気の中で、ベビーカーをひいた家族連れや職場の友人達でちょっとした飲食物を持ち込んで観覧していました。開催中の入場料は100円、場外馬券販売期間は無料です。ちょっと馬を見に行くだけでも寄ってみてはいかがでしょう?

動画はこちら

ご意見をお寄せください
つまがり俊明の政策・実績はこちら

この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」