県立船橋北高校を訪問しました。定時制高校の存続運動を進めるなど学生たちの食支援を続けてきた、NPO法人ハイティーンズサポート千葉の活動のお手伝いをしました。高校生にお米や食材やお菓子などの食料配布を行なったり、地元企業との就職のマッチングの場も提供している活動です。子ども達への直接の支援とともに学校施設への投資の必要性を強く感じます。
県立船橋北高校は1985年創設ですから施設は40年近く経っています。今回、特別教室で食材の仕分け作業を行いました。学校のご厚意で扇風機を置いていただきましたが、なかなかの暑さでした。普通教室にはエアコンは設置済みですが、特別教室や職員室は未だエアコンが設置されていないとのことです。この酷暑ですから生徒さんの授業環境はもとより、先生方の働く環境としてもどうなのなでしょうか。現場からはトイレの様式化や体育館のエアコン設置などでも先行する小中学校のほうが施設整備がされており、うらやましいというため息も聞こえてきました。
私自身県立鎌ヶ谷高校同窓会の副会長として、母校の校舎に毎年足を運んできましたので、県立高校の施設整備には多くの課題を感じてきました。数年前のコロナ禍でオンライン授業を行おうとしても校舎内にWi-Fiが無く、困っているという状況にありました。
私立高校や市立高校と比べて、施設整備には大きな差を感じます。寄附などの差も背景にありますが、それにしても公立の小中高校のうち一番施設関係で見劣りがするのが県立高校です。統廃合の問題や県の予算の制約上の問題もあるかと思いますが、子ども達が学ぶための環境づくりために施設整備の必要性を強く感じるところです。