不登校と健診【週刊つまがり動画配信 #147 】

医療関係者から不登校のお子さんは学校での医師・歯科医師の健診が受けられず健康リスクが高い傾向にあるとのお話を聞きました。


市教育委員会に調べてもらったところ、昨年のデータによれば、小学生約3.2万人のうち内科未受診者は612人、未受診率は1.9%、歯科未受診者は951人、2.9%です。中学生約1.5万人のうち内科未受診者は482人、3.1%、歯科未受診者は901人、5.8%です。未受診者数、未受診率ともに増加傾向です。例えば、平成30年の小学生の未受診者数は337人、1%ですから3倍近い状況になっています。

大阪府吹田市では3年前から、小中学生が学校外で健康診断を受ける際、費用を補助する仕組みを作りました。医師会の協力があり、内科・耳鼻科・眼科・歯科のうち、歯科以外の健診は学校医となっている内科の医療機関でまとめて受けられます。歯科も含めて、保護者の費用負担はありません。

自分の学区の学校医でなくてもいいため、友達と会うことが怖い子どもなどは、少し離れた医療機関に行くこともできます。7月から9月末の期間内であれば予約する日時も自由です。医師の健診は1,500円、歯科検診も1,500円で、150人ほどが受けて、50万円ほどの予算で実施しています。吹田市は人口37万人で単純に人口規模で考えれば本市では100万円あれば足りると思われます。

船橋でも是非こういった取り組みを進めるべきです。

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