市長選挙の公約のひとつとして、学校給食の無償化を掲げています。
これについては「無償化すると給食がしょぼくなるのでは」といった声もいただいていますが、本当にそうなるのかには疑問があります。確かに、物価高の影響で一部の自治体で給食の質に影響が出ているとの報道もあり、不安の声があることも理解しています。
政策は人気取りではなく、理念に基づいたものであるべきです。私が掲げる無償化の理念は「子どもたちのため」「育てるまちづくり」です。
実際、私が行ってきたアンケートでは、ここ数年、教育・子育ての負担が重いという声が最も多く寄せられています。
無償化はその負担軽減につながり、同時に「育てるまち船橋」の姿勢を明確に示すことになります。
また、給食を地域にも開放し、親御さんなどに有償で提供するという声もあり、安心感と地域のつながりを深める良い機会になると考えています。
国でも2026年度以降に小学生給食の無償化を目指す方針が出されていますが、具体的な実施時期は未定です。
だからこそ、船橋が先行し、他の自治体や国にとってのモデルになることが重要です。
さらに「地産地消」や「有機農産物の導入」についても多くの声をいただいています。すでに地元産の梨や米、魚を活用している学校もあり、今後も応援しながら、先行事例を研究して給食の質を高めていきます。
「子どもたちのための給食」という理念のもと、安心で豊かな学校給食を目指してまいります。


