長年低迷していた地方競馬
「船橋市は競馬場があるから儲かっているでしょ?」といった、ちょっと誤解のあるお話を市民の方からいただくことがあります。船橋競馬場は千葉県・船橋市・習志野市によって事業が運営されており、その収益金を各自治体に納付することになっています。昭和49年に船橋市に8.5億円と最高額でしたが、その後低迷平成3年には1億円、平成4年から27年までの約20年間各自治体にお金を入れる余裕もなくなり、存在意義を問われる厳しい状況が続いてきました。
こうした中で経営改革やイメージアップ、コロナ禍でのネット投票の普及により、売上げが回復し、令和2年に約25年ぶりに年間1億円を越える収益金を船橋市に納付。令和6年度には2.4億円の収益金を納付するような経営状況に変わってきました。こうした中でスタンドはとても明るい雰囲気のものに生まれ変わりました。
千葉県市川児童相談所を訪問
船橋市は2026年4月に市独自の児童相談所を南船橋駅近くに開設し、千葉県から業務の完全移管を目指しています。市職員がこちらの市川児童相談所に出向して経験を積むなど着々と準備を進めています。
こうした中で船橋市在住の0歳の男児が母親から暴行を受け死亡したとされる、大変痛ましい事件が2024年7月に報道されました。千葉県児童相談所、引っ越し前の千葉市児童相談所、船橋市の母子保健部局が関わっていた複雑な構造を擁しており、千葉県や千葉市が有識者による検証を行う模様で、船橋市も第三者を入れて対応の検証をするとしています。
周辺自治体でも児童相談所の新増設が増える中で、専門職の確保は喫緊の課題となっており、国・県の積極的な協力が不可欠です。
横須賀市動物愛護センターを超党派で訪問
町内でのネコのトラブル、高齢になって動物を飼い続けられない、そういったご相談をいただくことがあります。今回、横須賀市動物愛護センターを、超党派の船橋市議会動物愛護議員連盟で訪問しました。
令和4年度の船橋市の犬の収容数は32件、殺処分数は2件、横須賀市の収容数は30件、殺処分数は0件。猫においては船橋市の収容数は230件、殺処分数は25件、横須賀市の収容数は92件、殺処分数は1件となっています。
飼い主の高齢化が進み適切な飼育ができなくなるといった課題も起きており、横須賀市では介護サービス事業者などにペットに関するお悩み相談を受けますというチラシを配布しています。高齢の飼い主の周辺の支援者に働きかけるアプローチはとても大切だと感じます。