1月4日夜に千葉県知事より緊急事態行動の要請がありました。
【ポイント】
- 20時以降の県民全体の不要不急の外出自粛の要請
- 千葉県全域での飲食店での営業自粛(20時まで、酒類提供は19時まで)
- 1月8日から31日まで実施
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請について(1月4日)/千葉県
※1月5日9時追記
1. 緊急事態宣言に関する見通し
一都三県の知事が緊急事態宣言を要請する中、ご心配な方もいるかと思います。
熊谷千葉市長のFacebookでの発信内容がよくまとまっています。
科学的な見解が大事なのですが、なにぶん雰囲気というか人心の動きもあるのでなかなか先が読めない状況でもあります。
学校休校は無いとの熊谷さんのコメントに期待したいところですが、学校休校は読めません。
個人的にはクラスターが出ている高校、大学の休校はあり得ると思います。千葉県内での小中学校でのクラスターは無いのですが、同じ首都圏の埼玉県、神奈川県では出ているので周辺県の動きにつられる可能性もあります。
保育園や放課後ルーム(学童)は閉園するとエッセンシャルワーカーの皆さんが働けなくなりますので、昨年の時と同様にバランスを取って利用を縮小して継続という形が合理的です。
千葉県全域を緊急事態のエリア指定する必要は無いと思いますが、医療提供体制と陽性者数の状況がひっ迫している船橋など千葉県北西部は東京都などと一緒になる流れかと思います。
2.千葉県の医療ひっ迫度合と人の動きと陽性者数の予測

現状と先の見通しとして参考になります。
- 人の移動をもとにGoogleのAIが予測する感染の増減
- NTTドコモの人の移動の増減
- 医療のひっ迫度合(黒になると患者超過の状況です。1月1日は千葉は赤でしたが黒になりました。)

3.緊急事態宣言が起きるとどうなるのか。
緊急事態宣言が起きるとどうなるのか。おさらいです。これまでに様々な知見が蓄積されていますから、すべてが同様に行わるとは限りませんが、最大ここまでのことがあり得るということです。
いきなりすべてをやると影響が大きいので、住民にわかるように予告をしながら段階的にやっていくことが予測されます。今後の特措法改正によってはより強制力を伴う罰則規定など変更もあり得ます。