千葉県知事選挙に強い意欲を示している熊谷千葉市長が船橋にやってきました。
2時間ほどご一緒させていただきました。
是非こういった現場に足を運ぶ人に知事になっていただきたいと思います。
1.芝山団地商店街へ

商店街のパン屋さんで昼食とするパンを購入。旧知の商店会長から各商店の様子や団地の高齢化といった現状について話を聞きます。
千葉市ではURとの連携を強めている
国の問題でもあるが自治体からもっとURに協力を働き掛ければ、もっと面白いまちづくりができる
といった熊谷さんからのコメントがありました。商店街にお買い物に来ていた皆様と集合写真をパチリ。
皆様からも、「千葉県知事はもっとしっかりして欲しい」「頑張って」というエールがありました。熊谷さんからも、
千葉県は高いポテンシャルがある。元々優秀な県職員が下を向くのではなく前向きに県民と接していくように働きかけていくリーダーシップが必要。
といった趣旨の発言がありました。
2.おむすび食堂~こども食堂を視察~

毎月第4日曜日に行われているおむすび食堂。いわゆるこども食堂ですが、食堂を通じて「地域の縁を結んでいく」という願いを込めて、おむすび食堂と名付けています。
会食は感染リスクが高いのでNGとされていますので、現在はお弁当を配布するといった形で続けています。今日はお弁当配布後に書き初め教室も開かれ、書道の先生たちが子供達に教えてくれています。

船橋パパ会の仲間たちも今年最後のおむすび食堂に駆け付けてくれていました。
子ども達との写真がアップできないのは残念ですが、熊谷さんも子ども達に囲まれ、いつになく柔らかい表情でした。同年代のパパとして親近感が沸くワンシーンです。

3.野田佳彦事務所にて地方議員と意見交換

冒頭、熊谷さんよりお話しがありました。
- 県民党としてのぞんでいきたい
- 来年は千葉県を変えるチャンスで県民の皆さんとワクワクしたい
- 県民との距離を近づける、現場に足を運ぶことが大事
- 千葉県として独自の経済圏をつくるべき
- 児童虐待、児童相談所については人材が課題。あわせてその先のファミリーホームや里親といった受け皿を千葉県民あげて取り組んでいきたい。
- 食文化をはじめ文化的な部分をやっていきたい。
といったお話しがありました。
私から次の意見を述べさていただき、
- 感染防止と社会経済活動の持続の両立を図って欲しいこと。感染防止には誤解も多く、何でもストップという行き過ぎもあること。
- 医療圏ごとの陽性者数や病床稼働数での状況をリアルタイムで伝えていただきたい。
熊谷さんから次のようなコメントがありました。
- 感染防止を最優先にすれば何でもストップとなってしまうがその影響も考えなくてはいけない。例えば総会を開くにあたって、何がリスクが高くて何がそうではないのか、事例集のようなものを発信していきたい。
- 健康福祉部局や保健所が経済や社会活動のことまで考えて総合判断することはそもそも無理がある。もっと総合的に考える部署がリードするようにするべき。
- モニタリング指標などデータやエビデンスに基づく政策を展開していきたい。
4.所感

千葉県内には素晴らしい地域資源そして人材がたくさん溢れています。それをこれまで活かしきれていなかったように感じています。例えば酒々井や君津をはじめ美味しい酒蔵がいっぱいあります。
そして船橋市内にもサッポロビール工場という地域資源がありますが、大いに活かされているとは言いがたい状況です。無い物ねだりよりも、今あるもの掘り起こし、最大限活かしていくことこそ大切です。
今日の熊谷さんから、県民に寄り沿う姿勢や子ども達をはじめとした弱い立場の人への暖かい姿勢はもちろんですが、地域経済をしっかりと活性化させようという強い意欲も感じました。頼もしく思います。福祉と経済は地域を元気にする車の両輪です。来年の知事選挙に向けて是非頑張って欲しいです。