選挙期間中になると、公園や学校前などに突如現れる公営掲示板。
ネット全盛時代に!などいろいろな意見もあります。
公営掲示板のポスター貼りですが、船橋市内では600を越える場所に行って貼るのはなかなか大変です。私が「各陣営で貼ってから設置すれば良いのに」つぶやきますと、ベテラン議員から過去の経緯を教えてもらいました。
「昔は公営掲示板が無かったのでどこに貼るのかは各陣営の力量次第。ベテランは支援者宅の目立つところに貼れるし、新人は貼る場所に苦労する。許可なく電柱や公共物に貼るケースもあり、めちゃくちゃだった。」
現在の形の背景が分かりました。候補者間の公平性、お金の無い人でもチャレンジできるためでもあるとのことです。
公営掲示板は候補者のためにあるのではなく、選挙の公平性を確保し、有権者が選択肢を見比べるための「みんなのための掲示板」であると思います。
今おかしいと思ったから変えろでとどまらずに、元々の背景や歴史を知った上で現在の仕組みを理解する。そして、時代に合っていない部分を未来に向けて改善提案をすることが大切ですね。