市立高根台保育園を視察見学。この園は築39年です。今年度2Fトイレのドライ化工事が予定されていますので、現状を確認させていただきました。今年度で、高根台保育園だけでなく、すべての市立保育園のドライ化が終わるとのことです。ドライ化したトイレは掃除の際は床をふくだけで良いので、湿った環境になりづらく衛生的で職員さんの手間も省けます。一方でトイレのドライ化が簡易工事のままのものや、今後は室内照明のLED化、屋上・外壁工事などもあり、まだまだ補修工事が続きそうです。
給食室は新しくしたばかりで、スタッフの皆さんは昼食前で忙しく働いていました。市立保育園では珍しいランチルームがあり、高根台保育園と浜町保育園のみに設置されています。設計思想がその時々に異なるようで、多くの園では各クラスで食事をとるので、配膳そして配膳のためのエレベーターが設置されています。
今回は施設の確認が主でしたが、昼食前の園児さん達の様子も垣間見ることができました。園庭で人懐っこく近づいて来る子ども達、年長さんでは「誰のお父さん??何しに来たの?」と屈託なく話しかけてきたり、子ども達の元気な姿に接すると明るい気持ちになります。
私の子ども達は私立保育園でお世話になりましたが、私自身は市立保育園でお世話になりました。ちょっと古い園ですので、昔の様子が垣間見えるようで少し懐かしい気持ちになりました。昔と異なり、3・4・5歳児を同じクラス(23名ほど)にする縦割り保育を多くの園でも始めています。これによって、年上の子どもが年下の子どもを労るなど、人間的な成長につながっていくといいます。保育の世界のやり方も日進月歩のようです。今後も現地現場に赴いて、しっかりと実情を把握していきます。