【週刊つまがり動画配信#239】自転車も反則金の時代へ

2026年(令和8年)4月1日から、自転車の交通ルールが大きく見直され、16歳以上の利用者を対象に「青切符(交通反則通告制度)」が導入されます。これにより、自転車も自動車やバイクと同様に、比較的軽微な交通違反に対して反則金が科される仕組みとなります。これまでのように注意で済まされるケースは減り、より具体的な取り締まりへと変わる点が大きな特徴です。

対象は高校生を含む16歳以上で、信号無視や一時不停止、右側通行(逆走)などの違反に対して青切符が交付され、5,000円から12,000円程度の反則金が科される見込みです。例えば、スマートフォンを操作しながらの「ながら運転」は12,000円、信号無視や逆走は6,000円、一時不停止や傘差し運転、イヤホン使用は5,000円とされています。一方で、酒気帯び運転は引き続き悪質な行為として、刑事罰の対象(赤切符)となります。千葉県職員が自転車の酒気帯び運転で懲戒免職になっています。犯罪になるだけでなく、社会的な地位や信頼も失いかねないものです。自動車同様になってくると考えたほうが良いでしょう。

また通行ルールも改めて明確化され、自転車は原則として車道の左側を走行することが求められます。歩道走行は例外的な場合を除き認められず、やむを得ず通行する際には歩行者優先で徐行する必要があります。さらに、自動車側にも自転車を追い越す際には1メートル以上の間隔を確保する、または安全な速度で通過する義務が課され、安全配慮が一層求められます。

今回の制度改正は、自転車利用者のマナー向上と交通事故防止を目的としたものです。日常的に利用する身近な乗り物だからこそ、ルールを正しく理解し、安全な利用を心がけることがこれまで以上に重要です。

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