船橋一直線!102号 発達障がいの可能性のあるお子さんの数8.8%

2022年12月に発表された文科省の調査によれば、通常級に通う小中学生の8.8%(11人に1人)が発達障がいの可能性があるとされています。

船橋市の支援学級、通級指導教室は?

船橋市の小中学校では特別支援学級のうち自閉症・情緒障がいは48クラス、在籍するお子さんは324人です。また通級指導教室という、通常級に在籍しながら、発達障がいの支援を受ける教室が14クラスあり、利用するお子さんは172人います(数値は令和4年度教育要覧より)。

発達障がいの可能性があるお子さん
小学校10.4%
中学校5.6%
文科省の前回2012年の調査(6.5%)より増加。幼少期からの対応が大切です。

発達に特性・特徴があるのはある程度どなたでもあり得ることですが、周囲の環境によって、二次的な障がいや不登校につながることがあります。

市内全校への特別支援学級の配置や通級指導教室の増設を進め、子ども達・保護者への支援の充実を図ることが急務です。

支援学級や通級指導教室の設置校は限られています。親御さんは仕事を休んでお子さんを送り迎えしていることもあります。

交通政策に「てこ入れ」を

市内公共交通の不便さ

上図:12か所の公共交通不便地域。人口が多い順に赤→オレンジ→黄色→グレーの色で着色。

鉄道駅やバス停が近くに無い公共交通不便地域が、市内では12か所あります。そのうち丸山・八木が谷・田喜野井については一定の利用者・運賃の確保を前提に不便地域の解消事業が行われています。

残る9か所:旭町~上山町、松が丘~大穴、新高根、三山、前原西~芝山、海神町南~日の出、二和、坪井、夏見については未だ有効な対策を打てていません。

他市では会員制の福祉タクシーを運行するボランティア団体も出てきており、これまでは違ったアイデアでの対応も検討していくべきです。その旨、2022年12月議会でも提案しました。

医療センターに直通バスを

医療センターのアクセスの問題は移転建て替えで全て解決されるとは限らず、抜本的な改善が必要です。

病院によっては直通定時運行の送迎バスがあります。市立病院である医療センターはより市民に寄り添う形での利便性の向上が図られるべきです。

2026年開院の医療センター建て替えに向けて、バス路線のルートなどについては交渉中の模様ですが、直通バスの必要性について今後も取り上げていきます。

あなたの力をお貸しください

今年2023年4月に統一地方選挙があります。

12年前に組織的なバックもなく徒手空拳、たった一人で政治に挑戦し始めて以来、同級生や学校の先輩・ご支援いただく皆さんのおひとりおひとりの善意に支えられて活動を続けてきました。

ポスター掲示やつまがりレポートのポスティングやSNSの拡散など、できる範囲で結構ですので、ご協力のほどよろしくお願いします。

ポスター掲示などご協力をお願いします。
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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」