船橋一直線!97号 子供達を守り育てる地域へ(2022年夏発行)

 通学路の安全、学校給食費無償化など子供達にまつわる問題について、青少年相談員やこども食堂の現場から日頃感じていること、ひとりの親として思うところを市議会本会議で取り上げました。地域全体で子供達を支えていくことが大切です。

通学路の安全について

 八街市の児童死傷事件を受けて、船橋市内でも緊急一斉点検を行い134か所の要対策箇所が見つかり、129か所の対策が完了しています。横断歩道や信号設置、各種規制については千葉県警が担当しており、警察との連携も欠かせません。

今後も定期的な点検を行うとのことですが、市民の皆様のほうでも、「危ないな」とお気づきの所がありましたら、ご連絡ください。

また道路拡幅などが必要な箇所については、土地所有者の理解を得るのに時間がかかるものもあります。

都市の道路行政において、日本は個人の財産権が強く公益性が後回しにされてしまっていると感じます。安全、公益のために道路行政においてはより強い姿勢を持って対応にあたっていただく必要性を議会で指摘しました。

教育・子育て費用負担の軽減を

学校給食費の段階的無償化を

家庭が負担する費用は小学校6 年間で約5.9 万円増(グラフは文科省データをもとに作成)

上のグラフからも家庭での教育費負担が年々増していることが分かります。物価上昇で家計の負担も増しています。こうした中で学校給食費の第三子以降の無償化が周辺市で広がっています。

浦安、市川、印西、千葉、鎌ヶ谷など周辺市で広がる学校給食の一部無償化

船橋市で全員全額無償化をすると26億円の予算が必要で今すぐに始めることは難しいかもしれませんが、せめて千葉市・市川市なみの第三子以降の給食費の無償化をただちに始めるべきです。

制服や学用品のあり方の再検討を

制服価格が高過ぎるという声を受けて、公正取引委員会は平成30 年11 月、積極的な価格交渉や新規参入業者への
情報開示などを求めています。私もこれまで議会で度々取り上げてきました。

しかし、現実には市内公立中学校の制服の平均価格は上昇しています。また25,000~45,000円程と学校ごとに価格に大きな差が生じています。どの公立中学校に通うかは住む地域で決まります。

保護者や生徒は選べないわけですから、やはり一定の負担水準に合わせていくことが大切です。民間では制服代の負担を和らげようと制服バンクという取り組みが始まっています。民間の取組みや各学校に任せるのではなく、教育委員会のリーダーシップの発揮が期待されています。

各校の制服価格や制服バンクの取り組みについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

つまがり俊明

1977年6月生れ / 船橋市出身 三咲小→御滝中→鎌ヶ谷高校→明大→ベンチャー企業→総務省→神奈川県庁→松下政経塾→船橋市議会議員

~多様性を力に変えていく社会へ~ モットーは「着眼大局着手小局」