今は参議院選挙の期間中ですが、「政治に参加する」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
多くの人にとっては「投票すること」がまず頭に浮かぶと思います。でも、それだけではありません。
たとえば、政治家のSNSに意見を送ったり、選挙ボランティアに参加することも政治参加のひとつです。
ほかにも、地方議会や政治家に「こうしてほしい」とお願いする(請願・陳情)ことも立派な政治参加ですし、少し難しくなりますが、住民の声で条例を作ったり、行政をチェックする「直接請求」という方法もあります。
これは、有権者の2%の署名を集めれば、住んでいる自治体に対して正式にお願いできる制度です。
さらに、最大の政治参加は「自分が立候補する」ことです。
昔に比べれば、お金持ちや有名人じゃなくても立候補しやすくなってきましたが、まだまだ大きなハードルがあります。一番の理由は、立候補するには今の仕事を辞めないといけないことが多いからです。
私も、かつて勤め先を辞めて政治の世界に入りましたが、それは「片道切符」でした。
政党の応援があってもなくても、立候補は自分の責任で行うチャレンジであり、うまくいかなければ落選もあります。
そのため、比較的自由に動ける経営者や弁護士・税理士などの個人事業主の方が挑戦しやすく、会社員の方はなかなか難しいのが現状です。
一部の会社では「休職扱い」にしてくれるところもありますが、まだ少数です。
本当は、いろいろな立場の人が政治に参加できるような仕組みがあれば、もっと暮らしに合った政治ができると思います。
住民に政治参加を求めるだけでなく、政治の世界の側も政治参加を促す仕組みづくりが求められていると思います。
