現在、成田空港を利用する外国人観光客が増加しており、今後さらに増えると見込まれています。
東京へ向かう際、観光客は東関東自動車道や京葉道路、成田エクスプレス、スカイライナーなどを通じて必ず船橋を通過しますが、現状では「通り過ぎられるまち」になっています。「ちょっと船橋に寄ってみよう」と思わせる仕掛けが必要です。
船橋の北部には、海外の旅行者に魅力的な里山風景が残っており、古民家での宿泊体験なども人気を呼ぶでしょう。
また、仲通りや山口横丁といった昔ながらの商店街は、「ジャパニーズ・バル」として紹介することで、新鮮な観光資源になります。地元の人には日常でも、外国人にとっては魅力ある観光地となり得るのです。
こうして「船橋ファン」を世界に増やし、地域経済を活性化させましょう。
一方、船橋地方卸売市場では、老朽化した関連店舗棟を約90億円で建て替える計画がありましたが、建設費の高騰により入札が難航し、事業は中断中です。費用が増せばテナント料も高くなり、現在の飲食店などが入居できなくなる懸念もあります。
そこで提案したいのが「コンテナハウス」の活用です。費用も工期も抑えられ、施工業者の不足にも対応できるうえ、観光スポットとしての魅力も期待できます。韓国・ソウルの「コモングラウンド」のように、新しい形の観光拠点として注目を集める可能性があります。
新施設は、飲食・物販だけでなく、農水産業のアンテナショップやスタートアップ支援拠点など多様な用途に対応できます。公共施設でも採用実績があり、耐用年数は約30年。柔軟に増改築できるのも利点です。
八千代市の新庁舎や津田沼のモリシアの再開発でも建設遅延が問題となっており、今こそ新しい発想が求められています。人を集める施設には、機能性だけでなくデザインや自由なアイデアを取り入れるべき時代です。
