先日、倫理法人会のモーニングセミナーで、小川としゆきさんのお話を伺いました。
小川さんは、明治大学公共政策大学院で私より一期上の先輩にあたり、当時は同じ教室で学んだご縁のある方です。
20代で行政マンだった私は、党派を超えて本質的な議論を交わす自治体議員の先輩や同期の姿に、強い衝撃を受けました。
政策や理想を語るだけでなく、「現場で何が起きているのか」「どうすれば地域が良くなるのか」を真剣に考える姿勢は、今振り返っても私の原点だと感じています。
今回のお話で特に心に残ったのは、小川さんが今も「地域活性化の実践者」であり続けていることです。
千葉市長選挙で次点となった後、自ら会社を立ち上げ、稲毛海岸を舞台にしたイベントなどを通じて地域を盛り上げる取り組みを続けてきたとのこと。
議員という立場にとどまらず、行動で地域を動かそうとする姿勢に、大きな刺激を受けました。
大学院時代、先生方から「社会的課題をすべて行政が抱え込むのではなく、社会的企業や民間の力が育つことが重要だ」と教わりました。当時は少し抽象的に聞こえていたその言葉が今ははっきりと現実のものとして理解できます。
公共の仕事は、行政だけの専売特許ではありません。CSRやSDGsが示すように、民間企業や市民団体にも担える役割は数多くあります。むしろ民間だからこそ、前例に縛られず、失敗を恐れずに挑戦できる場面も多いはずです。
私自身も、今は民間人として現場に身を置いていますが、この立場だからこそできる社会貢献の形があると感じています。行政、政治、民間、それぞれの役割をつなぎながら、地域にとって本当に必要なことは何かを考え、行動していきたい。そんな思いを改めて呼び起こしてくれる時間でした。
