先日、埼玉県で訪問ケアマネジャーが利用者の自宅で殺害されるという、大変痛ましい事件が起きました。
お亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に深くお悔やみを申し上げます。
この事件は、全国の介護関係者に大きな動揺と不安を与えています。
福祉の現場に身を置き、多くの現場の友人達がいる私にとっても、決して他人事ではありません。在宅ケアの現場では、カスタマーハラスメントや、職員の安全確保の難しさが指摘されてきました。
以前にも訪問診療中の医師、医療スタッフが殺傷されるという事件が起きています。
何故、こういった事が繰り返されてしまうのか、社会が放置してしまっていないのかおおいに疑問を感じます。
現在、介護業界は深刻な人材不足に直面しています。
「命の危険を感じる職場」という認識が広がれば、離職や採用難はさらに加速し、地域の介護を支える基盤そのものが揺らぎかねません。現場の人がいて始めて在宅ケアが成り立ちます。
保険料を支払ってもケアを提供する人がいないのでは、自治体も保険者としての責任を問われるのではないでしょうか。
私は、政治に身を置いた身そして現場に携わる人間として、防犯対策の強化や複数人訪問に向けた公的な後押し、行政と警察の連携体制など、現場の視点に基づいた実効性のある解決策を、早急に実施をしていただきたいと切に願います。
このような事件を決して繰り返してはいけない。
今こそ公的な取り組みが急務と考えています。
